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【企業インタビュー】「緩やかなつながり」で「ライフライン」のようなサービスに 株式会社エニタイムズ

エニタイムズ

こんにちは。

副業アカデミーの谷口です。

 

2021年7月12日に、株式会社野村総合研究所から

「新型コロナウイルス流行に係る生活の変化と孤独に関する調査」

の結果が発表されました。

この調査結果によると、20代の男性では52.9%、女性では56.8%が「日常的に孤独を感じる」と回答したそうです。

コロナ禍によって相次ぐ外出自粛要請によって、人と会う機会が大幅に減ったことがその要因になっているのでしょう。

 

しかし、コロナ以前から日本社会における人と人との繋がりの希薄化は進行していました。

厚生労働省が毎年発表している『厚生労働白書』では、平成18年版において、

“近所付き合いの程度については、1975(昭和50)年から2004(平成16)年までの間、 町村と大都市及び自営業者と雇用者の別に見ても、いずれも低下しており、特に1997 (平成9)年から2004年にかけての減少幅が大きく、この期間に大きく近所付き合いが 失われたことがわかる。”

という記載がなされており、およそ25年前から15年前にかけての10年間はその傾向が顕著だったようです。

 

そんなつながりの希薄化を「ビジネス」という手段で解決しようという試みに取り組んでいるのが、株式会社エニタイムズです。

同社が提供しているスキルシェアサービス「ANYTIMES」は、自らのサービスをチケットとして販売することで収入を増やすことも出来るプラットフォームでありながら、“ご近所で、会って、助け合い”というコンセプトを掲げた、社会課題の解決も目論むサービスになっています。

 

今回はスキルシェアサービス「ANYTIMES」を運営している、株式会社エニタイムズの松沢実穂さんにお話を伺いました。

ANYTIMESについて

今回ご紹介するANYTIMESは、先述した通り「ご近所で、会って、助け合い」をコンセプトに掲げているスキルシェアサービスです。

公式ウェブサイトに「日常のちょっとした用事を依頼したい人と、仕事をしたい人をつなげるアプリです」という記述がある通り、家事ペット家具の組み立てといった「日常生活」に密着したジャンルのサービスが数多く掲載されています。

現在の登録者は約7万人で、一度登録するとサービスを提供する「サポーター」としても、サービスを利用する「依頼者」としても利用が可能です。

ちょっと「不思議」なロゴマークにこめられた想い

anytimes_logo

筆者がANYTIMESを初めて見た時の印象は

「変わったロゴマークだなぁ」

でした。

「これはきっと何か意味があるに違いない!」

ということで、インタビュー冒頭で松沢さんにこの疑問を投げかけてみたところ、こんな答えが返ってきました。

 

「このロゴマークには『コネクテッドプラス』という意味があります。

コネクテッド、つまり人と人との繋がりが生まれることで、お互いの人生がプラスになる、より良くなっていくようなサービスでありたい、そんな想いが込められているんです。

実は代表の角田は小学生の頃から開発途上国でまちづくりに関わる仕事をしたいと考えていました。

しかし社会人になって様々な経験をする中で、『日本でのまちづくりはできているのか?むしろ繋がりは希薄化し、幸福度も低く、住みづらい国になってきているのではないか』と問題意識を持ったんです。

そこでまずは身近な日本から地域の繋がりを作る事業を起こそうと思い、このサービスを立ち上げました。

そんな創業当時からの想いがロゴマークにも表れています。」

 

なるほど、これは良いお話が聞けたとすでにちょっと満足な筆者でしたが、

ここから更にANYTIMESについて深くお話を伺っていきましょう。

コロナ禍すら追い風?「ご近所」の概念をアップデート!

続いて筆者が松沢さんに伺ったのは、「ご近所で、会って、助け合い」というコンセプトに関連する内容。

「ご近所」ということは、やはり小さなエリア内での依頼が多いのではないか?

そして「会って」ということだけれども、ではコロナ禍においては利用者がかなり減ったのでは?

ということでした。

しかし、頂いた返答はいずれの問いに対しても筆者の期待を良い意味で大きく裏切るものでした。

 

「ご近所というと、なんとなく『徒歩圏内』というイメージを持たれるかもしれませんが、ANYTIMESでは『近所という概念のアップデートしたい』という考えを持っています。

例えば首都圏は交通網が発達していて、1時間もあれば隣県へのアクセスも容易ですよね?

それから、単純にご自宅があるエリアに限らず、例えばお仕事をされている会社があるエリアも、過ごしている時間の長さやそのエリアとの関わりの深さを考えれば、ご近所と言えるのではないかといった考え方をしています。

もちろんサービスによっては比較的狭いエリアで収まるものもありますが、オンラインで提供できるものであれば、物理的な距離は離れていても、ご近所感覚でサービスを提供することが出来るのではないでしょうか。

 

コロナ禍の影響については、とても限定的だったと言って差し支えないと思います。

ANYTIMESの中で一番割合の多いサービスが家具の組み立て代行なんですが、外出自粛でお家時間を充実させたい人やテレワークの為に家具を新調した人が増えたこともあり、依頼件数が増えているんです。

特にIKEAさんの家具組み立て依頼が多いですね。

実は2020年の12月にIKEAさんとANYTIMESは提携をしていまして、後ほどご紹介する認定制度の中に『イケア家具組立認定サポーター』というものもあるんです。

IKEAさんとの提携は創業時から時間を掛けて取り組んできたサービスで、もともとは代表角田自身のニーズから生まれたものなんですよ。

サポーターさん側にも『自分ではそんなに家具を買う機会はないけど、日曜大工的に組み立てをやりたい』というニーズもあって、依頼者さんサポーターさんのどちらにも喜んでいただけました。」

 

ご近所という概念をアップデートしながら、一見逆風に見えるコロナ禍すら追い風に変えてしまうというのは素晴らしいサービス力ですよね。

特に「イケア家具組立認定サポーター」のお話は筆者もサポーター側として特に深く頷ける内容でした。

昨今のDIYブームを見ていてもわかるように、「自分で何かを作りたい」という願望を持っている人は相当数存在しています。

とはいえ、自宅に必要な物は限られているし、材料費もかかるし、売り物に出来るほどのクオリティではないという方が大多数。

しかし、対象が誰かの購入したIKEAの家具であれば、自分で買う必要はないし、仕上がりのクオリティも担保されているし、収入にもなります。

自分の趣味を仕事に出来るというとてもありがたいサービスというわけですね。

利用者のニーズに応えて成長するサービス

スタートは「リクエスト」からだった

筆者がANYTIMESのサービスを知っていく中で「独特だな」と思ったのが、「リクエスト」という制度。

要するに、サービス提供者側が「こういうサービスがありますが、どうですか?」と仕事を募集するのではなく、

依頼者側が「こんなことしてほしいんですけど、誰かやってくれませんか?」という募集をする形式のことです。

スキルシェアのサービスでは前者の方が圧倒的多数だと思うのですが、なぜあえて「リクエスト」を設けているのでしょうか?

 

「実は、ANYTIMESがスタートした当時は『リクエスト』しかなかったんです。その後、 ユーザーさんなどの声を受けて『サービスチケット』の機能を追加したんですよ。」

 

これはなんとも驚きです。

筆者は「リクエスト」がどんな経緯でANYTIMESに付加されたのかを伺うつもりが、そもそもそちらがスタートだったとは。

そして、利用者のニーズを取り込む形でサービスを拡大していったんですね。

安心感を生み出す認定サポーターとプレミアムプラン

利用者のニーズを取り込むという点において忘れてはいけないのが、「認定サポーター」の制度と「ANYTIMESプレミアムプラン」です。

 

「ANYTIMESでは依頼者とサポーターの関係は個人での業務委託という形をとっています。

依頼者側からすると、見ず知らずの人に仕事を依頼するのはなかなか勇気がいることだと思いますが、そこで1つの安心材料になるのが認定サポーター制度です。

これは良い評価のレビューが多くなるごとに、ブロンズ、シルバー、ゴールドとステップアップしていくもので、依頼者は認定サポーターのマークが付いているかどうかを依頼の判断基準にすることが出来るんです。

またイケア家具組立認定サポーターはIKEAさんの家具組み立てトレーニングを受けた方に付与されるので、こちらも組み立て依頼をする時の安心材料になっています。

一方でANYTIMESプレミアムプランはサポーターさんが安心してサービスを提供していただく為に導入した制度です。

主に保険の面ですね。

一部の業務を除いて、お仕事中に起きたトラブルによる賠償責任を補償する内容になっています。

サポーターの皆さんは先程ご説明した認定サポーターを目指されている方が多いので、日頃から良いサービスを提供するよう努力されていると思いますが、それでもふとしたことでトラブルが起きてしまうことはあると思います。

そんな時の備えとして、特にお仕事をする件数が多い方を中心に利用者が増えているんですよ。」

 

ここまでお話を伺う中で、実に利用者の声を素直に受け入れ、サービスに反映しているなという感覚を筆者は持ちました。

「必要は発明の母」という言葉がありますが、まさにそれを体現しているのがANYTIMESなのかもしれません。

まとめ

支え合い

ということで、今回は株式会社エニタイムズの松沢さんに「ANYTIMES」についてお話を伺いました。

最後に「ANYTIMES」の今後の展望について伺ったところ、こんな素敵な回答をいただきました。

 

「ユーザーさんにとっての『ライフライン』のようなサービスになっていけたら良いなぁと思っています。

高齢化や核家族化が進んでご近所との関係も希薄になる中で、コロナや災害など不安なことも数多く起こっています。

そんな不安定な世の中だからこそ、インターネットを通じて『緩やかなつながり』を持つことで、困った時に助けを求めたり、誰かを助けたりすることが出来ることが大切だと思うんです。

家族や会社のような強すぎる関係だけではなく、そんな『緩やかなつながり』を提供し続けられるサービスでありたいですね。」

 

「ANYTIMES」はお手持ちのスマートフォンにアプリをインストールすることで、簡単に出品や購入ができるようになっています。

ご興味がある方はANYTIMESのウェブサイトをチェックしてみてくださいね。

それでは、また。

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