「やらされている」から「やりたい」へ。副業が本業に与える影響について

最終更新日:2019年2月16日

eikyou

こんにちは。副業アカデミーのスタッフ高崎です。

 

先日とある副業に関するアンケート調査に目を通していたところ、企業が副業解禁する際に「本業に悪影響がでるから」という理由が解禁を足踏みさせる大きな懸念となっています。

しかし実際に副業を行っているサラリーマンに「副業を行って本業のパフォーマンスに悪影響があるか」と質問したところ、「本業に良い影響がでた」と回答する人の方が多い傾向にあることが解りました。

 

これは、副業を実践している私としては十分に頷ける結果なので、今回は"なぜ良い影響がでるか"について考えてみました。

 

 

本業を"やらされている"感覚

本業として企業に正社員として登用され、雇われている場合、仕事を"やらされている"という感覚はなかなか拭えるものではありません。

 

特に組織が大きく、社内承認のシステムが強固であるほど1つの意思決定が起こるまでタイムラグを生じたり、計画立案から実行までの距離が遠いケースがあるでしょう。

自分だけが素晴らしいアイデアだと信じているものだとしても、それを実現することは企業においては簡単なものではありません。

 

 

それが副業の場合だと、すべての権利や責任は自分にありますから、成功と失敗のサイクルが非常に速い周期で訪れます。

 

また、会社組織において経営を揺るがすほどの失敗は簡単に経験できるものではありませんが、自分を1つの会社として捉えた時、小さなミスがどれほど大きな影響を与えるかを身をもって体現できるのも副業の醍醐味の1つです。

 

 

失敗できる挑戦と

失敗できない挑戦

そのどちらもダイレクトに自分の収入に直結します。

 

当然、誰かが守ってくれたりアドバイスをしてくれたり議論することもないため、行動の取捨選択には必要以上に集中しなければならず、起こった結果に対する達成感や後悔も一際大きなものになるはずです。

 

 

自分ゴトとして"やっている"感覚

ビジネスや経営、お金の流れを自分ゴトとして捉えられるようになると、そうした意識は本業で関わる他者、ただ仕事をやらされているだけの同僚や上司が周りにいるとすれば、その人達との間には乖離が生まれることとなり、その差はより自分のアイデンティティを強いものにしてくれるでしょう。

 

仕事やビジネス、お金に関する捉え方が変わり成長への一歩を踏み出す結果となるかもしれません。

 

 

私の場合、副業を始めることによってビジネスがより自分ゴトとして見えるようになり、眠い目を擦りながら自分が与えられる仕事に難癖付け、給料の低さに愚痴をこぼしながら責任転嫁を行う毎日を過ごす同僚を見ながら、自分の意識が大きく変わっていることに気付くことができました。

 

会社の経営が急に気になって決算書を社長に見せてもらったり、この先どうやって今の事業を拡大していくかを議論してみたり、自分の給料がどのように支払われているか、自分の仕事がどれくらいの価値を持っているのか、もし自分が会社を作って社員を雇った時、どうやって最大限の成果をあげるのか。

 

ただ与えられる仕事だけをこなすだけの毎日では絶対に意識することのなかったことへ湯水のように興味が湧いてくることが、嬉しく興奮したことを覚えています。

 

と同時に

さらに副業が楽しくなりました。

 

 

まとめ

昨今、副業解禁と言われる中、まだまだ企業が副業を容認するケースは多くはありません。

その理由の多くが、副業をすることによって本業に悪い影響を及ぼすことを懸念していることです。

 

しかし私が感じたように、副業を通して仕事の見え方が変化し、結果として本業にもとても良い影響を与えることができました。

 

もちろん副業によって収入の幅を広げることは目的の1つとして大切なことではありますが、自己実現のためのライフワークとして機能させることができれば会社では経験できない世界に触れることができます。

 

副業は、「やらされている仕事」から「やりたい仕事」「やってみたい仕事」へ、進化するための小さくも大きい一歩なのではないでしょうか。

 

 

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