副業で【コインランドリー投資】って実際どうなの?

最終更新日:2018年11月8日

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近年じわじわと人気が集まっている投資として「コインランドリー」があるのをご存知でしょうか。

初期費用も1500~2000万程度と不動産投資よりもリスクが低く、それほど経済に左右されずランニングコストも割安ですから「サラリーマン大家」として挑戦する人が増えています。

 

しかしながら

業者の甘い言葉に惑わされ、失敗してしまうケースがあるのも事実。今回はコインランドリー投資のメリットや成功するためのポイントをご紹介したいと思います。

 

コインランドリー投資

コインランドリーの需要は年々増加傾向にあり、90年代には1万500店舗ほどしかなかった店舗は現在2万店舗を超えていると言われています。

しかしそれでも供給は不足しており、天候が悪い日などには行列ができているコインランドリーも存在するほどです。

 

とはいえ、今どき洗濯機がない家庭は珍しいのではないか?と疑問に思う方もいるかもしれません。

近年、基本的にコインランドリーを使うのは女性です。さらに、2000年以降、共働きの世帯が増加することで家事代行や子育て支援などのサービス拡大に合わせて家事負担の軽減としてコインランドリーの需要も右肩上がりなのです。

その他にも、帰宅時間が遅く、洗濯機の騒音を気にしてしまう家庭や、外干しが禁止されている集合住宅、もしくは花粉などの汚染物質にデリケートな方のニーズなど様々です。

 

しかも、元々コインランドリーには独身男性や学生などが利用する少し暗く汚らしいイメージが先行していましたが、近年では清潔感があって、防犯面も強化されるようになってきていますら、子供連れの主婦層や、単身の女性の利用が増えているようです。

 

コインランドリー投資のメリット

では、コインランドリー投資のメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

管理が楽

コインランドリーはアパート・マンションなどに比べ管理が楽だと言われています。

基本的には簡単な清掃や、集金作業、消耗品の取り換えや機械のメンテナンスくらいですし、頻度をそれほど多くする必要もありません。

また、管理を代行してくれる業者もいますから副業としては取り組みやすいことと思います。

 

ランニングコストが安い

コインランドリーが月々必要とするコストは家賃と光熱費、消耗品くらいで、フランチャイズを利用すれば土地代も必要ありません。

また管理を代行業者に依頼するのであれば、固定費として5~10万円ほどかかってくるでしょう。

 

税制面で有利

2016年からスタートした「中小企業投資促進税制」では30~100%の償却が可能になります。

ちなみに、従業員1000人以下の個人事業主であればコインランドリーの機材購入で7%の税額控除を受けることが可能です。

 

利回りが良い

不動産投資の利回り全国平均が5~7%と言われる中、コインランドリーの投資の事業利回りは9%以上、業界平均では10~20%と高い水準になっています。

また、不動産投資はほぼ収入の上限が決まってきますが、コインランドリーの場合利用者が増えるほど収益は上がっていきます。

 

軌道に乗れば安定的

お客さんを集めることこそ最初のハードルではありますが、地域のニーズにマッチし、継続的な利用を促すことに成功すれば不動産のように空室リスクはありませんから安定的な収益を得ることが可能です。

 

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経営のコツ

メリットこそ列挙してきましたが、赤字経営となってしまうケースも当然見逃すことが出来ません。

コインランドリー投資がマンション・アパート投資と大きく違う点は、よりお客様商売であることです。

ただほったらかして利益があるわけではありません。では、コインランドリーを成功させるためにはどうしたら良いでしょうか?

 

良い店舗作りを心掛ける

前述したように最近のコインランドリーの主な利用客は女性ですから、清潔感があって明るく、女性が一人でも入れるような雰囲気作りは欠かせません。

また、盗難や不審者への対策として防犯カメラや鍵などのセキュリティ面も充実させておく必要があるでしょう。

中にはポイントカードやキャンペーンを開催している店舗や、お子さんが遊べるキッズスペースや飲食できる休憩スペースなどを設けている店舗もあります。

コインランドリーは地域に密着する商売ですから、ご近所の方がリラックスできる交流スペースとして認知されることができれば人気が集まるはずです。

その為には積極的なお客さんとのコミュニケーションや挨拶、意見を取り入れるなどの柔軟性が求められます。

 

何よりも立地が大切

コインランドリー投資で失敗する方の多くが立地の選択ミスだと言われています。

どんなに良い店舗だとしても、立地が悪ければ利用者は増えません。逆に立地が良ければ多少放置していてもお客さんは絶えないのです。

立地条件としては、通勤、通学時や、コンビニ、スーパー、駅前に続く生活道路沿いが最適です。さらには中央分離帯があると、反対車線から入店し辛くなるため、分離帯のない2車線道路の角地だと言われています。

また主に30~40代女性が徒歩、または車で移動する知識であれば尚良いでしょう。

ちなみにコインランドリー業界では、半径2キロ圏内での利用率は世帯数の4%だと言われています。2万店舗もあるはずなのに、意外と見かけませんし、100世帯にたったの4世帯です。

これはまだまだ市場が伸びる余地がありますから、しっかりと集客を行い、収益化への加速を狙いたいところです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は最近副業での投資先として人気のあるコインランドリーに関してご紹介してきました。

ただ人気に伴い業者の営業マンも強気で販促を行うでしょう。投資に絶対や必ずはありませんから、よく調査を行い、比較検討を十分にしてから投資を行うようにしてください。

 

 

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