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【副業インタビュー】副業であこがれの司会業!人気MCに聞いてみた


 

こんにちは、副業アカデミーです。

話し好きなあなた。結婚式の司会やイベントMCなどの「司会業」も、副業で狙い目だってご存知でしたか?

人前に立つことに抵抗が無く会社でのプレゼンもお手のものなら、思い切って個性を生かせる憧れの職業に「副業」でチャレンジしてみるのも面白そうです。

今回は、「MCニシガキ」「渋谷の司会屋」として人気のMCニシガキさんに、副業としての司会業の可能性についてお話を聞いてみました。

俳優歴を活かした変幻自在MCニシガキさん


 

ニシガキさんは、大阪府出身。関西弁を活かした「ハイテンション&毒舌MC」や、俳優歴を活かした「標準語でフォーマルな場でのカッチリ司会進行」など、キャラクターを自在に使い分け、ジャンルを問わず幅広く活躍されている売れっ子MCです。

携わったお仕事は、2012年秋からの9年間に平均年間200件、延べ2,000件以上に上ります。2015年からは講師活動も始めています。

大阪から上京、俳優からMCに転身

大学を出て上京したニシガキさんは、大手芸能スクールで勉強して芸能事務所に所属し、俳優として活動。しかし4年後、「先が見えない」と26歳でフリーのMCに転身しました。

元々、芸能スクール時代にも学内イベントで司会を任される経験があり、スクール仲間と遊んでいたライブハウスやクラブで、「ノリで」MCをやる機会も多くあったそうです。

「趣味の延長線として仕事になって、最初は楽しくてやっていただけ」というニシガキさん。

「ちょっとずつ報酬が発生していって、MCの需要と共にそれがビジネスになると気づいた」ことで、翌年には俳優を辞め、その翌月には司会業の個人事務所を立ち上げました。

コロナ禍に見舞われ、売れっ子のニシガキさんでも苦戦しました。昨年秋ごろからオンラインでの動きが出始め…

「デジタル化、IT化が進んだ部分で、オンラインや人数制限を含めたクローズドの仕事が増えて今年になってかなり業績も回復しましたね」

良かったですね。

司会業の特徴は?

①女性司会者が9割、需要も競合も多い

ニシガキさんによると「業界で言うと女性司会者さんが9割以上」。

「司会事務所」で検索すると、女性が所属する司会事務所は、ブライダルを中心に展示会などに司会者を派遣する会社が全国で見つかります。

「日本はとりあえずきれいにアナウンスしてもらいたい部分で女性が選ばれます。でも、きれいな発声さえできてしまえば差別化が難しく、料金帯が低いのです」と指摘します。

差別化できないと、指名を勝ち取るのも難しそう。ただ、女性MCの仕事数はあるので「逆に言えば始めやすい」メリットがあるそうです。

 

②見つからない男性司会者

男性MCについては「男性の司会事務所はほぼ存在していない」とか。

ニシガキさんが20代で独立した9年前、MCだけの同世代の男性同業者は「いないに等しいくらい」「いても50代か60代」だったそうです。

「スポーツの実況マンなどを扱う事務所はあっても、事務所としてはほぼ女性」で、男性MCは登録制の人材派遣に近い業態で関わっている形なのだとか。

フリーランスのニシガキさんも女性MCが多い事務所に業務提携・業務委託で名前を入れてもらい、仲介の案件も来るそうです。

男性MC中心の司会事務所は、なぜ見当たらないのでしょうか。男性司会者は探すのが難しく値段が上がり、フリーランスでも「全然食えちゃう」からなのだそうです。

ニシガキさんの実感では、男性MCの需要は高まっています。

「臨機応変に対応できる方、カッチリもできるけど、その後の打ち上げ的な場での盛り上げも両方できる方が求められています」

 

③MC業は不安定、おのずと副業に

イベントや結婚式は、週末の土日に行われるのが定番です。

そのため、女性MCは平日には別で働くか、もしくは主婦が多いとのこと。男性も、他に何か仕事を持って司会業だけではない働き方をしているとか。

ニシガキさん自身がレッスンやセミナーをする際にも、受講生には「本業ではMCはあまりお勧めしていない」と言います。

また、男女関わりなく、司会業は「どうしてもイベントごと」であるため、季節的に「繁忙期と閑散期の波がある」のが泣きどころ。安定的な本業とするには難しさがあるようです。

司会業で得られる収入に男女格差?

司会業での収入は、「指名が入れば料金も上がる」そうですが、ニシガキさんによると、男女同じ仕事でも男性が3倍も料金が高い現場もあったそうです。3倍とは驚きです。

ただ、男性MCには「求められているものがちょっと違う」とニシガキさん。女性MCがきれいに原稿を読むアナウンスだとすると、男性MCはアドリブトーク。クライアントのオーダーにも、男性MCにはアナウンスもある上に「盛り上げられる方」となっているとか。

ニシガキさんが見るところ、男性MCの場合はエンタメの世界に居ながら磨いたテクニックを活かせる道として「見つけ出したのが司会やMC」、つまり即戦力になれる下地の経験があるわけです。

一方、圧倒的多数を占める女性MCの場合は、多くはブライダルMCなどを目指してスクールで勉強を始め、司会業事務所や結婚式場、派遣会社に所属して経験ゼロからデビューします。

ネット上の経験者の書き込みなどを見ると、結婚式1件で事前準備も含めて「1万~8万円」などと書かれています。収入アップは指名次第のようです。

 

司会業を行う上でのアピールポイント

アナウンスかアドリブトークか。得意分野があればそれがアピールポイントになりますが、もっと基本的に、クライアントへのアピールになるのは「現場での適応力」だとニシガキさんは言います。

いくらレッスンや勉強的なものを積んでも、台本を読み込んでも、現場で使えるかどうか。実際にどんな場でどれだけMCをしてきたのか。実践的な経験が、信用につながります。

コロナ流行の前、新人MCが経験を積む場としてニシガキさんがお勧めしていたのは結婚式の二次会でした。

「日当は安いけれど、二次会は一番リスクが無いです。かしこまり過ぎなくても良いので、二次会から現場を踏んで、他の現場もできるようになればと思うのです」

しかし、コロナ禍で二次会はほぼ全滅状態に。「披露宴はあっても、二次会はちょっとやめておこう」となると、チャレンジはコロナ後がいいようです。

司会業で大変なこと

MCが関わる場は、フェスやクラブパーティー、実況、ラジオ、アナウンス、記者会見、インタビュー、トークセッション、ビジネスイベントなど、盛り上げが必要なものから厳粛な式典までバラエティーに富んでいます。

「他の副業と違ってスクール化されてない部分が多くあります。例えば、結婚式の司会ができる方がラジオもできるかというと違います」とニシガキさん。

そういった中で「自分のトークの強みとそれに合う業態・業界の仕事をもらえるか探すのが最初は大変ですね」。

こんな人におすすめ

ニシガキさんの持論では、明石家さんまさんのように「自分事で話すこと」がうまいタイプ、タモリさんのように「人を引き立て、引き出すヒアリング」がうまいタイプ、どちらも重宝されてお勧めだそうです。

また、「今、僕も芸能事務所でレッスンをさせていただいていますが、女性タレントさんは結構バブルが来ていて、タイプは色々でも総じて良いのはリアクションやコメントがうまい人。MCも色んなタイプがいます」。

ビジネスマンは、もっとMCをやろう

ニシガキさんがMCとしての将来性に注目しているのは、一般社会の常識に強いビジネスマンです。

「ビジネスマン出身の方は、僕はもっとMCをやったほうが良いと思っています。営業マンやプレゼンに慣れている方、社内のイベントごとでよく人前に立つ機会がある方は、すごく感度が良い。話し方の発声や滑舌を鍛えて現場に慣れればできる」と言います。

一方、芸能出身者の場合も、エンタメならではの強みがあります。「表現力があるので、現場での対応力や他業種への理解、マーケティング的要素を入れればできる」

MC業は「できるようになってしまえばコストゼロの仕事なのでめちゃくちゃいいですよ。自分が現場に行かなきゃいけない制約があるぐらいで、やっていてよかったと思うことが、コロナ前は多かったです」とニシガキさん。

コロナ後はあなたも副業でMC、考えてみますか?

 

(参考)
MCニシガキ 司会事務所WEST-KID WEB SITE (mcnishigaki.com)
WEST-KID 代表 MCニシガキ えむしーにしがきの覚悟の瞬間|覚悟の瞬間(とき) (kakugo.tv)
ブライダル司会者の給料収入・ギャラ相場ってどれくらいなの?|nachalog

 

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