副業でもスキルアップを目指すべき?副業に役立つスキルとは
最終更新日:2021年12月8日
こんにちは、副業アカデミーです。
将来のため、現在の生活のために収入を増やしたい。
そのための有効な手段の一つが副業です。
「よし、じゃあ副業に挑戦しよう!」と一念発起したけれど、「いったい何からやったらいいの?」と悩んでしまうかもしれませんね。
それに、せっかく取り組むのであれば、収入を増やせるだけでなく「副次的なメリットも欲しいな」と思う方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいのが、スキルアップできる副業です。
注目のスキルを副業で身につければ、本業での業績アップや、将来的には独立も夢ではないかもしれませんよ。
副業もスキルアップを目指す時代
2002年から2017年の15年間で、仕事をしている人(有業者)の中で副業をしている人は4%前後のままでほとんど変化がありませんでした。
(参照:総務省 平成29年就業構造基本調査 結果の概要)
それが、コロナ禍に入ってからの2020年7月の調査では、副業をしている人の割合は9.7%にまで増えました。
3年間で4%の倍以上、仕事をしている人のほぼ1割にもなっていたのです。
(参照:厚生労働省「副業・兼業に関する労働者調査結果」【資料1】副業・兼業に係る実態把握の内容等について)
2017年と2020年の比較では、副業している人の割合は、30代から50代はやや数字を減らしています。
ただ、40代は全年代の中で最多で、3割前後が変わらず副業に取り組んでいます。
50代も同程度の3割弱が副業ワーカーです。
3年間で大きく増えたのは、60代以上の男性(11.3→20.3%)、次に20代女性(14.2→18.0%)でした。
このように、ほんの少し前までは副業をする人は少なかったのに、副業元年と言われる2018年以降の政府や企業の副業推進の波と、2020年から続くコロナ禍によって、副業に取り組む人の層が徐々に厚くなってきているようです。
副業ワーカーの数が増えると、その分、競争も増えます。
以前のように「スキルがなくても簡単に稼げる」とは言いにくい時代になるかもしれません。
また、副業に取り組むといっても本業もあり、1日は24時間しかありません。
何かスキルがあれば、効率よく副収入を得られますね。
何を目的として副業をするのか
副業を始める際、最初から「絶対に月◯万円稼ぐんだ!」と意気込んでしまうと、その金額を達成できなかった時に、モチベーションが下がって継続が難しくなってしまったりします。
そこでおすすめしたいのが、「本業のためのスキルアップ」を目的として副業に取り組むことです。
経験する場数が増えて自然とスキルは上がり、本業にも良い影響がありそうです。
例えば、プログラマーなら、フリーランスとしてクウドソーシングでプログラミングの仕事を受注して挑戦するだけでも、良い刺激になりそうです。
プログラミングに近い仕事をする場合も、周辺知識や視野が広がるでしょう。
一方で、副業で新分野にチャレンジする場合もあるでしょう。
「本業には将来がなさそうだから新しい分野に挑戦してみたい」とか、「昔からの夢に挑戦したい」といったことが主な理由になるかと思いますが、こうした場合でも副業だからこそ安心して踏み込めます。
また、本業においても転職や独立を考える瞬間が出てくるかもしれません。
そんな時にも副業で得た経験があることによって、より良い待遇での転職をすることが出来たり、人脈もできて独立前から顧客を獲得できるなど将来的な地固めになるでしょう。
副業を始めるならば高めたい、腐りにくいスキル
「将来はAIが今よりも普及して、やりたい仕事はほとんど消滅するかも」と心配する人がいますね。
極端な話、数年後にあっさり需要が無くなってしまう仕事だと、「好きだから副業にしたい」と考えてスキルを学んでも、ムダになってしまうでしょう。
継続して稼ぐためには、時代が進んでもできるだけ「腐りにくい」スキルを見極めて、高めていきたいですね。
希少性のある副業を狙う場合も、ある程度の将来性は考えたいですし、人気職種のスキルを身につければ強みになりそうです。
現状では、一部の職種の人気が非常に高く、その分野の需要が高くなっています。
それではここから、需要が高いスキルについて詳しくチェックしていきましょう。
その1:ライティングスキル
Webライターは、副業で需要の高さを維持し続けている仕事の1つです。
パソコンが1つあれば、場所を選ばず誰でも始められ、参入するハードルは低いです。
その分、多くの人がWebライターを始めていますが、実際に稼げているのはごく一部と言われています。
稼げる人と稼げない人の違いは、「勉強できているかどうか」です。
Webライターの仕事は「1文字あたり○円」で発注されることが多く、その「単価」が安いままでは、仕事数をいくら増やしても、いつまでも稼げません。
単価を上げるには、勉強です。
クライアント企業が、未経験のライターを0から教育することは稀で、ライター自らがスキルアップを目指さないと安い仕事しか受注できないのです。
では、正しく勉強するには、どうしたらいいでしょう。
ライティングの本を読み、フィードバックをクライアントからもらって学ぶのも大切です。
しっかりと学ぶ場を見つけたいなら、Webライター講座への参加も良いでしょう。
独りよがりになっていた点や、思わぬコツなど、見落としていた事柄をまとめて学べ、仲間もできますね。
副業アカデミーでは、第一線で活躍中のライターを講師に迎えて「ライティング講座」を開講中です。
無料のセミナーも開催していますので、ライティングのスキルにご興味がある方はぜひご活用くださいね。
その2:投資スキル
株式投資や仮想通貨、FXなどの投資は、必要な時間に対してのリターンが非常に大きい副業の1つです。
基本的に投資は「資産運用」であり、「自分が働く」タイプの一般的な副業とは性質が異なります。
まさに「自分の資産が働いてお金を稼げる」点が、投資の大きな魅力です。
ただ、ハイリターンである反面、投資にはリスクがあります。
「資産が減る」可能性もないとは言えません。
イチかバチかではない、再現性のあるスキルをしっかりと学び、一定期間のトレーニングを積んだ上で参入するべきでしょう。
この投資スキルについては、いったん知識を身に着けてしまえれば様々なことに応用が利きます。
投資スキルを学ぶことで、社会や企業の見方にも、これまでと違う視点が開けるでしょう。
副業アカデミーには、実際に年間億の収益を生み出し続けている現役トレーダーの講師が、そのノウハウを公開している講座があります。
一生モノの投資スキルを身に着けたいなら、ぜひ副業アカデミーの講座を受講してみてください。
その3:動画作成スキル
今や子どもから大人まで大人気の動画配信サイト「YouTube」。将来の夢にYouTuberを挙げる子どもも少なくありません。
また、短いダンス動画などのコンテンツを気軽にアップできる「TikTok」も人気です。
このようなサイトの流行に伴い、商品の販売促進の広告用、企業のサービスやイベントの紹介用といった、コンテンツ動画の作成ができる人材の需要が急速に高まっています。
動画編集は、スマートフォンでも可能ですし、ノウハウはオンライン上にアップされている動画などでも学べるので、パソコンがない人でも独学で始めやすいと言われます。
しかし、副業として取り組むなら、ある程度スペックの高いパソコンを用意し、使いやすい編集ソフトを導入することがおすすめです。
動画の切り貼りや、字幕・効果音などの装飾が効率的にでき、コンテンツの質を上げることができます。
今後、多くの人が動画作成に参入する中で生き残るには、クライアントが納得するレベルが最低限求められます。
一般的には、スキルマーケットやクラウドソーシングサービスを使って仕事の依頼を受け、クライアントの要望に沿って動画編集を行います。
副業アカデミーの「動画編集講座」なら、動画を作りっぱなしにさせず、仕事を受注し作成するプロセスまで、プロの講師が実践的に指導します。
その4:その他、独自のスキル
最近、スキルシェアサービスと呼ばれる、ちょっとした独自のスキルを売り出せて、そのスキルを買いたい人とマッチングできるサービスが増えてきています。スキルマーケットとも言います。
人気サイトには、「ココナラ」や「スキルクラウド」があります。
そこで取引されている「スキル」とは、例えば「家族の写真を撮ります」、「SNS運用のアドバイスをします」、「似顔絵を描きます」「、英語を教えます」などです。
もし、あなたが昔から続けている趣味や勉強があるなら、場合によってはそれが高い需要を生むかもしれません。
昔からカメラが好きなら、すきま時間を見つけて結婚式の撮影カメラマンとしてスキルを提供してみてはいかがでしょう。
編みもの好きでセーターが数日で編めるなら、他人から見たらすごいスキルです。
ボーイスカウトに所属していた経験があるなら、テントも建てられるしキャンプのサポートは簡単にできるでしょう。
自分では何でもないと思っていた技術かもしれませんが、よくよく考えれば人の役に立つ立派なスキルです。
あれこれと他のスキルを高めようと焦る前に、自分のこれまでの経験を今一度見つめ直してみることで、副業につながるかもしれませんね。
何のために副業をするのか、今一度考えよう
記事の冒頭で紹介した、厚生労働省の「副業・兼業に関する労働者調査」によれば、「副業をしている理由」(複数回答可)として最も多く挙がったのは「収入を増やしたいから」(56.6%)でした。
2番目の理由は「1つの仕事だけでは収入が少なすぎて、生活自体ができないから」(39.7%)と、切実でした。
3番目は金銭的理由ではなく「自分で活躍できる場を広げたいから」(19.8%)が挙がりましたが、1、2位と比べて数字は大きく下がりました。
調査結果を見るまでもなく、副業は、本業にプラスした収入を得るために取り組むものです。
生活が懸かっている4割の場合、必死にのめり込む人もいるでしょう。
しかし、副業はあくまでも「副」業です。
副業で疲れ果てて本業に支障が出れば、本業の勤務先から注意や懲罰が与えられる可能性もあります。
信頼を失った結果、本業を失うようなことになれば本末転倒。大きなマイナスです。
前述の通り、副収入を得るのが大前提としても、本業でのスキルアップ目的の副業ワーカーもいるでしょうし、将来的な転職や独立を視野に副業で経験を積もうとする人もいるでしょう。
でも、その副業経験を積む間の経済的支えになるのは、間違いなく本業からの収入です。
本業をおろそかにしては生活の基盤が揺らぎ、人の信頼を失えば副業にも悪影響が及びます。
「自分は何のために副業をしているのか」、「副業で何を得たいのか」をしっかりと考え、副業に取り組むことが大事です。
まとめ
本業に加えて副業をするには、ある程度の時間的・体力的余裕がないとできません。
1日=24時間という制約の中で、本業に支障をきたさず最大限の副業収入を得るには、効率よく取り組まなければなりません。
そのためには、スキルアップが近道です。
人気スキルを身に着けることで、経済的余裕を勝ち取ってください。
経済的余裕は、人生そのものの余裕につながるでしょう。
そこから、新たな人生のルートが開けてくるかもしれませんね。
それでは、また。