サラリーマンが副業するなら知っておくべき3つの注意点とおすすめの副業を解説

最終更新日:2022年10月4日

コラム:3つの注意点

2019年6月に話題となった「老後2000万円問題」や「人生100年時代」など、将来への不安がある方も多いと思います。

サラリーマンが新卒で入社してから定年を迎えるまで1つの会社で働く「終身雇用」の時代は半ば終焉を迎え、様々な企業で副業が解禁されるようになっています。

 

しかし、いざ副業に’挑戦するとなった場合に、サラリーマンじゃ何をすればよいのか、何に注意をして副業を始めれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな不安を解消するためにサラリーマンが副業を始める上で知っておくべき3つの注意点と、サラリーマンにオススメな副業5選を解説してきます。

副業を始めたいと思っている方、将来に漠然とした不安を抱えている方、副業を独学で勉強している方は是非参考にしてみてください。

会社が副業を禁止していないか就業規則で確認する

副業を始める上でサラリーマンが注意するべきこと1つ目は、「会社が副業を禁止していないか」を就業規則で確認することです。

 

厚生労働省のモデル就業規則から副業禁止規定が削除されるなど、「働き方改革」の一環として国も副業を推進し始めています。

とはいえ、機密情報の漏洩や人材の流出、労働時間の増加などによる本業への支障を不安視し、副業の全面禁止もしくは許可制を取っている会社は少なくありません。

 

副業は法律で禁止されているわけではありませんので、罪になったり罰を受けたりすることはありません。

しかし、就業規則に副業禁止または許可制の記載がある場合には、違反すると始末書の提出を求められたり、解雇や減給といった懲戒処分を受けたりする可能性があります。

 

ただし就業規則で副業禁止の規定が設けられていない場合は、副業をしても懲戒処分にはなりません。

最近では事前の許可制など条件付きで副業が認められていることも多いため、副業をする前に必ず就業規則を確認して、必要であればきちんと会社に申告しましょう。

年間の副業所得が20万円を超えたら確定申告が必要

確定申告

副業を始める上でサラリーマンが注意するべきこと2つ目は、「年間の副業所得が20万円を超えたら確定申告をすること」です。

 

原則としてサラリーマンは住民税や所得税が源泉徴収されているため、年末調整を行っていれば確定申告をする必要がありません。

しかし、会社の給与以外で所得が発生した場合は会社員でも確定申告をする必要があります。

副業で売上が20万円を超えていても、売上から経費を差し引いて20万円以下であれば確定申告をする必要はありません。

副業が100%会社にばれない保証はないが、ばれにくくする方法はある

副業を始めるうえでサラリーマンが注意するべきこと3つ目は、「副業が100%ばれない方法はない」ということです。

あくまでも副業は取り組むことが認められている環境で取り組むことが前提ですが、中にはどうしてもそれが叶わない方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、決して推奨はしませんが、副業が禁止の会社で副業に取り組むことも想定した内容も記しておこうと思います。

繰り返しになりますが、副業禁止の会社で副業をしてそれがバレた場合には、懲戒処分をうける可能性がとても高くなります。

しかし、会社にばれる仕組みを理解し対策を考える事で、そもリスクは軽減することが出来ます。

 

副業をしていて会社にばれやすいのが副業収入による住民税額の変化です。

住民税の額は各企業が当年1月末までに前年の給与支払報告書を自治体に提出することで決まります。

その給与支払報告書をもとに自治体が住民税を確定させて企業に納付通知を送り、サラリーマンの給与から天引きされる仕組になっているのです。

しかし、副業で一定の収入があって確定申告をすると、その申告額を元に住民税額が再計算され、会社側に納付通知が行われます。

住民税が不自然に高くなっていると副業をしている事がばれてしまう可能性が高くなるということになるのです。

 

このリスクを回避する方法として、確定申告で翌年の住民税の納付方法を「普通徴収(給料天引きではなく自分で納付する方法)」を選ぶという方法があります。

しかし、自治体によっては「普通徴収」を選ぶことが出来ない場合もあるため注意が必要です。

また「普通徴収」を選択していても税務署の担当者が見落とす可能性もあります。

この場合は役所に直接連絡して本業と副業で住民税の納付通知をわけてもらうように掛け合うことで企業にばれるリスクを減らすことが出来ます。

スキルアップにつながるサラリーマンにおすすめの副業5選

サラリーマンが副業を始めるなら、本業で培ったスキルを生かせるものや、本業にも生かせるスキルを身に付けられる副業がおススメです。サラリーマンにぴったりなスキルアップが出来る副業5選を紹介していきます。

1.動画編集

まずサラリーマンが始めるオススメな副業1つ目は、動画編集です。

YouTubeを筆頭に動画メディアが多数扱われるようになった2020年代で、最も需要が高まっているのが動画編集という副業です。

 

今までのメディアはテキストから画像、そして動画へとその主役が移り変わってきました。

ウェブの時代になっても動画メディアは人々に影響を与え続ける事には変わりないでしょう。

つまり、動画編集のスキルを習得すれば、一生モノのスキルとなることを意味しています。

 

動画編集と聞いて難しいと思う方も多いかもしれませんが、作業内容は簡単で、それらの水準を一定に行うことが出来れば収益を生み出す事が出来るのです。

基本である「カット作業」や「テロップ入力」は初めて動画編集をする人でも比較的容易に習得することが出来ます。

 

主な案件としては

  • YouTuberの動画編集代行
  • ウェディングムービー制作
  • 企業のPR動画

などがあります。

 

様々な分野で動画編集は需要がありますが、動画編集スキルを持っている人はそこまで多くないため、比較的仕事を得やすいのが特徴です。

2.YouTuber

Youtuber

サラリーマンが始めるオススメな副業2つ目は、YouTuberです。

一般的にYouTuberはドッキリ企画などのエンタメ動画を配信するというイメージがありますが、実は企業の動画マーケティングを支援する本業や副業があります。

 

動画マーケティングのスキルは、動画編集者への指示出しやタイトル・概要欄のライティング、台本制作など様々なスキルが必要となります。

そのため、YouTubeに限らず、インスタやTikTokなどその他のSNSのライブ配信の手法について学ぶこともオススメです。

 

YouTuberをやることで、本業ではなかなか得ることが出来ない経験を積むことも出来ます。

例えば、分かりやすく画面の向こうの視聴者に伝えるためには、プレゼンスキルや論理的思考が重要なため、日々活動していく中で鍛えられていきます。

他にもYouTuberとして人気が出てきたら、普通のサラリーマンでは会うことができないようなインフルエンサーと対談することが出来るようになり、自らの知見や可能性を広げることが出来ます。

 

このようにYouTuber副業で自分のスキルアップをして本業に生かす事が出来るのです。

3.ライティング

サラリーマンが始めるオススメな副業3つ目は、ライティングです。

 

最近では副業でも本業としても、ライターという働き方の人気が出てきています。

というのも、2020年の緊急事態宣言を機に在宅ワークが増え、好きな時に好きな場所で稼げるライターへの注目が高まっているからです。

 

そもそもライターとは「文章を書く人」全般を指すため、文章の種類は多種多様で文章を書くための取材、調査、企画なども行います。

 

主なライターの種類としては、

  • インターネットで記事やメールマガジンなどを作成するウェブライター
  • スマホゲームやYouTube動画の台本を作成するシナリオライター
  • 旅行に関する記事を執筆するトラベルライター
  • 企業の商品やサービスを宣伝するための文章を作成するセールスコピーライター
  • サンプル品を試用して美容品のレポートなどを執筆する美容ライター
  • 選手へのインタビューをもとに記事を執筆するスポーツライター

などがあげられます。

 

このようにライターといっても多種多様であり、自分に合った記事をいつでもどこでも執筆活動する事が出来るのがライティングの魅力です。

4.セミナー講師

サラリーマンが始めるオススメな副業4つ目は、セミナー講師です。

 

どんな時代でも人は新しいものや珍しいものに興味を持ってくれます。

そのため、自分自身の世界でたった1つのオリジナルノウハウを作ることが出来れば、受講生を集められるようになります。

 

サラリーマンの仕事は自分や会社の同僚にとっては当たり前のことかもしれませんが、そこで得た経験やスキルというのは、違う場所では非常に重宝されるスキルかもしれません。

そのスキルを生かしてオリジナルノウハウを作り、受講生を集めることで、会社の給料以外の収入を作ることが出来ようになるのです。

5.投資信託

投資信託

サラリーマンが始めるオススメな副業5つ目は、投資信託です。

 

厳密に言えば副業には該当しませんが、銘柄の種類が豊富で積立型の投資など少額からでも始めることが出来るため、初心者でも取り組みやすくなっています。

 

投資信託は専門家が運用して様々な銘柄に投資するため、分散投資の効果があり、リスクを抑えられる事が魅力です。

しかし、投資信託では販売手数料や信託投資を換金した時に発生する信託財産留保額、運用管理している信託報酬などの手数料が発生します。

また、価格変動していることから元本割れのリスクもあることは注意しましょう。

そのため専門家に任せるだけでなく、自分自身でしっかりと投資信託の勉強をして投資をしていく必要があります。

自分自身で金融や経済を学びお金をしっかり管理をしながら投資をする事でより良い未来を切り開く事が出来るのです。

まとめ

サラリーマンが副業する上で注意する3つの点とオススメの副業について解説してきました。

 

サラリーマンが副業で注意する点は、

  • 会社が副業を禁止していないか就業規則で確認をしてから副業を始めること
  • 年間の副業所得が20万円を超えたら確定申告をすること
  • 副業が100%会社にばれない保証はありませんが、確定申告時に翌年の住民税の納付方法を「普通徴収」を選択することでリスクを軽減できること

です。

 

就業規則が厳しい方や公務員の方は副業を始めるリスクが高くて行動できない方も、専業主婦の奥様名義や母名義、学生の弟名義など、家族名義で取り組むことも1つの方法となっています。

 

サラリーマンが副業をするには時間を上手く有効活用しないと本業との両立をするのが難しくなってしまいます。

そのため、独学で勉強するよりも最短でしっかりと利益を出すためにその道のプロに学ぶのがオススメです。

 

副業アカデミーでは、サラリーマンでも取り組める様々な副業に関する講座を開設していますので、ぜひ正しい知識やノウハウを学ぶ方法の1つとしてご活用ください。

まずは無料の説明会にご参加くださいね。

 

また、「自分はどの副業に取り組めばいいんだろう?」といった疑問がある方のために、副業について気軽に相談ができる「無料個別相談」も行っていますので、こちらもあわせてご活用ください。

 

それではまた。

 

 

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