僕が「お金持ちになりたい」と言えるようになったきっかけ
最終更新日:2018年6月7日
こんにちは。
副業アカデミーです。
突然ですが、あなたはお金持ちになりたいですか?
僕はなりたいです!
と今はこんな風に堂々といえるのですが、つい数年前まで僕は人前でお金の話をするのが苦手でした。
それは「人前でお金の話をするのは良いことではない」と教えられて育ったからです。
しかし、とある本を読んでから、その考え方がガラリと変わりました。
今日はその本についてご紹介します。
ストレートなタイトル
僕の考え方を変えた本、それは、
『金持ち父さん 貧乏父さん ─アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』
というタイトルの本です。
お金に題材とした本としてはあまりにも有名ですし、本屋さんでも平積みになっているのをよく見かけるので、タイトルを聞いたことがある人や、既に読んだことがある人も多いのではないでしょうか。
僕はもともと読書嫌いだったことと、それまでこの手の本には「アヤシイ」というイメージしか無かったので、友人から直接紹介されるまで知りませんでした。
たまたまその友人がとても親しい人だったので、素直に読み始めたわけですが、そうでなければ、まともに読もうともしなかったと思います。
簡単に本の内容をご紹介
この本は著者のロバート・キヨサキの実体験を元にしたお話で構成されています。
高い教育を 受けハワイ州の公務員だった実の父と、それほど高い教育は受けていないけれど、実業家となった親友の父。
2人の父さんは、お金について真逆の考えを方をもち、そして行動していました。
その結果、一方の父さんは高給取りだったにも関わらず、何の財産も残せずにこの世を去り、一方の父さんはいくつもの事業を成功させ、ハワイでも指折りのお金持ちになって、多くの資産をこどもに残しました。
その2人の父さんに様々な教えを受けながら、著者はお金に関しては金持ち父さんの教えを実践し、徐々に富を築いていきます。
その過程を交えながら、金持ち父さんの教えを紹介しているというのが、この本の主な内容です。
僕がこの本を真剣に読み進められた理由
この本、ページ数もそれなりですし、文字も小さいので、読書の習慣が無かった僕には、なかなかの「強敵」でした。
それでも僕がこの本を最後まで読もうと思えたのは、そこに出てきたフレーズが自分が親から言い聞かされてきたフレーズそのままだったからです。
「勉強して、いい大学に入って、安定した職業に就きなさい。」
ひょっとしたらあなたも同じようなことを言われた経験があるのではないでしょうか?
親の目に僕がどう写っていたかは分かりませんが、僕はその教えに従ったつもりでした。
ちゃんと大学を卒業し、世間では大手と呼ばれる会社にも就職しました。
しかし、ふとした瞬間に思ったんです。
「これでは、親と同じような人生をたどるのではないか」と。
決して僕が親のことを否定しているわけではありません。
父も母も真面目に働き、僕や兄弟を全員大学まで卒業させ、家も車も手に入れました。
自分で働くようになったからこそ、両親のしてきたことは凄いことだと分かります。
でも、車を買い換える度に新たなローンを組み、家を買うときには自分の定年より先まで続く住宅ローンを組んで、一生お金を返し続ける生活をするのかと思うと、それを手放しに喜ぶことはできませんでした。
そんなタイミングで出会ったのがこの本だったんです。
読んでみて思ったこと
日本が貨幣経済であるということは周知の事実ですよね。
僕達は日本語を話すのと同じくらい当たり前に、毎日お金を使っています。
でも、学校では国語や算数は教えてくれるのに、お金については何も教えることなく義務教育が終わり、その後もお金については何も学ぶこと無く社会に出て働き始めます。
これって、自動車の教習を受けてない人が、いきなり公道で運転するのと同じくらい変な話なんじゃないかと思うんです。
お金持ちになりたい、なりたくないという話の前に、そもそも「お金とは何なのか?」を知らないといけないなと思いました。
そしてそれからお金について少しずつ学んだ僕は、親から言われ続けてきた「人前でお金の話をするのは良いことではない」ということは、絶体的な事実では無いし、そうやってお金の話を遠ざけようとすることは、問題の先送りにしかならないのではないかと思うようになったんです。
まとめ
『金持ち父さん 貧乏父さん ─アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』は調べて頂ければわかると思いますが、その評価が賛否両論に大きく分かれています。
それだけ影響力がある本だということだと思うのですが、内容についての良い悪いは置いておいて、僕自身は読む価値のある本だと思っています。
それまでまともに考えたことの無かった「お金」について考えるきっかけを貰えたわけですから、1冊の本から受け取る価値としては十分です。
もしまだ読んだことの無い方は、一度手にとって見ることをオススメします。
それでは、また。