初級編【マイル】の基本を学ぶ!お得に貯める方法から使い方までを徹底解説!
最終更新日:2019年5月16日
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さらに今回は、「マイルにあまり詳しくない」という方向けにマイルの基礎知識やその活用方法を改めてご紹介したいと思います。
そもそもマイルとは?
マイルとは国内外の航空会社が利用者向けに発行しているポイント制度のことです。
マイル=マイレージと呼ぶこともありますが、意味に違いはありません。航空会社はそのマイルを貯めることができる仕組みのことをマイレージプログラムと呼んでいます。
そもそもは1マイル=1,852メートルですから、乗った飛行機の距離に応じてマイルが貯まっていたことから始まったと言われています。
貯まったマイルは航空券と交換して無料で飛行機に乗れたり、搭乗クラス(エコノミー、ビジネスなど)のアップグレードなどが可能になり、さらに条件に従えば、商品やサービス、金券、電子マネーとの交換に利用するこも出来ます。
また、マイルは飛行機に乗るだけではなくクレジットカードで買い物をしたり他のポイントと交換することでも貯めることができますから、飛行機に乗らずにマイルを貯める人のことを「陸マイラー(オカマイラー)」と呼んでいるんだとか。
日本で主流とされているマイレージプログラムは日本航空の"JALマイル(JAL Mileage Bank)"と全日空提供の"ANAマイル(ANA Mileage Club)"に加え、デルタ航空の"スカイマイル"とユナイテッド航空の"マイレージプラス"になります。
マイレージプログラムやクレジットカードの申し込みの際にどのアライアンスを積極的に利用するかによって、選択肢の参考にすると良いでしょう。
マイレージプログラムへの加入方法
加入したいマイレージプログラムが決まっているのであれば、インターネット上から航空会社が提供するマイレージプログラムのサイトへアクセスし申込をするか、飛行機の搭乗時に担当のカウンターで申請することが可能です。
または、マイレージプログラム対応のクレジットカードを申し込むことでも加入することが出来ます。
アライアンスについて
マイルを知る上で重要な要素として「アライアンス」があります。
アライアンスとは直訳すると「同盟」という意味ですが、航空会社には「アライアンス(航空連合)」というネットワークが存在し、同一連合であればマイレージプログラムや、コードシェア便の相互乗り入れなどを可能にした旅客の利便性向上のための組織のことです。
世界にある60社を超える航空会社は
スターアライアンス(Star Alliance)
スカイチーム(Sky Team)
ワンワールド(oneworld)
上記主要3つのアライアンスグループのいずれかに加盟しています。
例えばJALとANAはアライアンスが異なりますから、JALで貯めたマイルをANAで利用することは出来ません。
マイルは何に使う?
では具体的にマイルを貯めることでどんな特典が得られるのでしょうか。
無料で飛行機に乗れる
マイルの使い方として最もポピュラーなのが、マイルを航空会社の特典航空券(無料搭乗券)と交換することです。
国内線であれば往復で「10,000~23,000」マイル程度あればほとんどの区間を利用することが出来ます。(東京―沖縄間であれば通常期で18,000マイルになります。)
ただし定員数が決まっているので予約は早めに済ませておく必要があるでしょう。
国際線の利用
日本国内だけでなく、ご利用のマイレージプログラムの航空会社が繋いでいる国であれば、海外への渡航もマイルを使って無料で行えます。マイルを使用して交換した航空券のことは「特典航空券」と呼びます。
例えばANAマイレージクラブの場合であれば
- ソウル エコノミークラスで15,000マイル
- グアム エコノミークラスで20,000マイル
- ハワイ エコノミークラスで40,000マイル
- パリ エコノミークラスで55,000マイル
で交換することができるんです。
※海外への移動は燃料サーチャージや空港利用税などは別途かかるためマイルだけで完全無料にすることは叶いませんが、外資系のマイレージプログラムにはそうした費用も無料になるプランもあります。
座席クラスのアップグレード
旅行代理店を通さずに購入した正規の航空券であれば、エコノミークラスをビジネスクラスに、ビジネスクラスを最上級のファーストクラスにマイルを使って購入済みの座席をアップブレードをすることが出来ます。
※航空会社やマイレージプログラムによっては条件やルールがありますので、ご自身が利用するマイレージの規約をご確認下さい。
商品やサービスと交換
クレジットカードや他のポイントサービス同様、マイレージプログラムの中には、航空会社が用意している商品やサービス(家電やステーショナリーグッズ、グルメや高級ホテル、リゾートクーポンなど)と交換することが可能です。
ただし、金銭価値と比較すると航空券に比べ価値が低下してしまうため、マイルを積極的に活用している方からするとあまり人気がないようです。
電子マネーと交換
航空会社によっては貯まったマイルをSuicaやWAON、EdyやTポイントに交換することも可能です。ただしこちらも上記商品やサービスへの交換と同じようにポイント価値が低下することになるため
あまりお勧めは出来ません。
マイルの貯め方
ここまでマイルの利用方法についてご紹介してきましたが、マイルはポイントの価値がとても高く貯める方法も多岐にわたります。大きく分けると「飛行機に乗る」と「クレジットカードで貯める」の2種類があります。
飛行機で貯める
マイルを貯める方法として最もオーソドックスなのは飛行機に乗ることです。
貯めたいマイルに対応するアライアンスであれば、どの航空会社を使っても同じマイルが貯まります。
逆にJALマイルを貯めたいのに、全日空の飛行機に乗ってもJALマイルは貯まりません。(ただし別のポイントへの変換を繰り返すことで別のマイルへの交換が可能になる組み合わせは存在します。
例えばANAマイルであれば、一度"マツキヨポイント"に交換し、そのマツキヨポイントをJALマイルに交換することが可能です。)
飛行機に乗って貯まるマイル数は、搭乗距離に対して搭乗するクラスや予約クラス、会員クラスによって変動する"マイル積算率"を掛けた数値によって決まります。
※一部プログラムによってはチケットの代金によって決まる場合もあります。
ですから、より長い距離を高い搭乗クラスで乗るほど、マイルは多く貯まっていきますし、時折キャンペーンなどを実施しているプログラムもありますから、積極的に活用することで効率的に貯めることができるでしょう。
クレジットカードで貯める
クレジットカードで決済をすることでマイルを貯める方法もあります。
とりわけ「陸マイラー(オカマイラー)」の方は飛行機に乗らずクレジットカードのみでマイルを貯め、無料で海外旅行などに行くわけですから、普段あまり飛行機に乗る機会がない方にとっては重要な方法です。
クレジットカード利用におけるレートは高いもので100円=1マイル程度ですから、日常の買い物に加え公共料金の引き落としなどを集中させておけばより早く貯まります。
尚、クレジットカードによって貯まるマイルの種類は異なり、レートや特典なども差があるため、どのクレジットカードを選ぶかはとても重要なポイントです。
JALカードであればJALカード特約店(ファミリーマート、紀伊国屋書店、大丸など)、ANAカードであればANAカードマイルプラス加盟店(セブンイレブン、高島屋、イトーヨーカドーなど)というように各カードと提携しているお店であれば、購入金額に対するマイル積算率が上がるため、対象となる店舗を把握しておくことが重要です。
カードによって貯まりやすさが違う?
クレジットカードにはカード利用額に対するマイルの貯まる比率『付与レート』が決められています。
基準として、カード利用100円につき1マイルの付与レートであれば、これは比較的貯まりやすいカードと言えます。※10年以上前であれば100円で2~10マイル貯まるクレジットカードが存在しましたが、最近ではレートが下がっているようです。
付与レート以外にも、特定の店舗やサービス、商品で付与レートがアップしたり、ボーナスやキャンペーンが豊富なカードを選ぶと良いでしょう。
さらには電子マネーや交通系ICカードへのチャージでマイルが溜まったり、保険の自動付帯、空港ラウンジの利用権などの付加価値にも注目したいところです。
では最後に"どのマイルを選ぶべきか"、ご自身のスタイルや状況に合わせてチョイスしてみてください。
ANAマイレージ
ANAマイレージは、スターアライアンスに所属しており、就航都市数が1,300都市以上ととても多くなっています。
スターアライアンス航空会社一覧
全日本空輸(ANA)、ユナイテッド航空、ルフトハンザ航空、スカンジナビア航空、オーストリア航空、LOTポーランド航空、クロアチア航空、南アフリカ航空、中国国際航空、エジプト航空、エーゲ航空、アビアンカ航空、深セン航空、エア・インディア、コパ航空、エア・カナダ、タイ国際航空、シンガポール航空、アシアナ航空、アドリア航空、TAPポルトガル航空、スイス国際航空、ターキッシュ エアラインズ、ブリュッセル航空、エチオピア航空、アビアンカ・エルサルバトル、エバー航空
対応しているクレジットカードも多く、特典航空券以外にも旅行商品や燃料サーチャージの支払いにも使えるANA SAYコインへの交換や、更新時にボーナスマイルが付与されるといったメリットがあります。
ただし、ANAは人気が高いため、特典航空券がとりずらかったり、燃料サーチャージが別途必要になります。さらにマイルの有効期限が3年に設定されていますから、期限を過ぎてしまうとマイルは消失します。
JALマイレージ
JALマイレージはワンワールドに所属しており、移行できるポイントの種類が多くディスカウントマイルやJALカード割引といったお得なサービスが揃っています。
また、JALマイルに対応しているクレジットカードはマイル移行手続きが不要なため、カード利用の度にマイルが直接貯まる仕組みになっています。
ワンワールド航空会社一覧
日本航空(JAL)、アメリカン航空、S7航空、カンタス航空、イベリア航空、ロイヤル・ヨルダン航空、カタール航空、スリランカ航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、エア・ベルリン、フィンランド航空、ラン航空、マレーシア航空、TAM航空
JALマイレージもANA同様、燃料サーチャージ費用が別途必要で、有効期限が3年に設定されています。
さらに、ANAと比較すると就航都市が少ないといったデメリットがありますし、毎年もらえるボーナスマイルは飛行機に搭乗しないと付与されないため、陸マイラーの方には不利かもしれません。
デルタ・スカイマイル
デルタは海外の航空会社で加盟しているアライアンスはスカイチームです。
スカイチーム航空会社一覧
デルタ航空、エールフランス、チェコ航空、アエロフロート、ロシア航空、ケニア航空、アリタリア-イタリア航空、ベトナム航空、中国東方航空、アルゼンチン航空、ミドル・イースト航空、アエロメヒコ航空、大韓航空、KLMオランダ航空、エア・ヨーロッパ、中国南方航空、タロム航空、チャイナエアライン、厦門(アモイ)航空、サウディア、ガルーダ・インドネシア航空
メリットとしてはブラックアウトデイトといって特典航空券の扱いがない期間がありません。
さらにデルタスカイマイルは永久不滅で、燃料サーチャージ料も不要、他人へのマイルの譲渡が可能になっています。※ANAとJALにはブラックアウトデイトの設定日が多く、希望日での予約が取れないケースがあり、他人へのマイル譲渡は出来ません。
ただし、就航都市数が少なく特典航空券との交換に必要なマイルが国内よりも若干高いといったデメリットがあります。
ユナイテッド・マイレージプラス
ANAと同様、就航都市数最大のスターアライアンスに加盟しているユナイテッド・マイレージプラスは最初こそマイルの有効期限は1年半ですが、交換や加算によって18ヵ月の延長が適用されるため、定期的に飛行機を利用される方であればほぼ無期限になっています。
また、燃料サーチャージ料は不要で、他人へのマイルの譲渡も可能です。
さらにユナイテッド航空は日本国内向けショッピングサイト「マイレージプラス」を運営しており、こちらでの買い物でマイルを貯めることができます。
デメリットとしてクレジットカードの種類が他と比べ少ないのと、他のポイントへの交換が出来ません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
普段あまり意識することのないマイレージという仕組みですが、旅行が好きな方や出張が多い方は知らず知らずのうちに大量のマイルが貯まっている可能性もありますから、ぜひ一度ご自身のマイルを確認してみてはいかがでしょうか。
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