会社に縛られない!個人で活動するフリーランスとは?

最終更新日:2022年5月26日

フリーランスは会社に縛られない自由な働き方として、近年注目が集まっています。

 

実際に、フリーランスの労働人口は年々増え続けているほどです。

 

しかし、フリーランスとはどのような働き方なのか、いまいちわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで、今回はフリーランスの働き方や魅力についてご紹介します。

 

フリーランスの働き方を知れば、自分の働き方を見直せますよ。

 

会社員からフリーランスになる注意点もご紹介しますので、独立して個人で自由に働きたいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。

 

フリーランスとは?

会社や団体など組織に属さず、個人で自由に契約して仕事を請け負う働き方をフリーランスと呼びます。

 

中世ヨーロッパの時代にさまざまな有力者と戦争がある度に契約を結び仕える騎士(ランス)をフリーランサーと呼んだことから、会社に所属せずに個人で働く人をフリーランスと呼ぶようになりました。

 

フリーランスとして活躍する職種は、デザイナーやプログラマー、ライターなど多岐にわたりますが、どれもスキルや専門知識が必要です。

 

したがって、専門のスキルや知識、経験を活用したコンテンツを提供し、その対価として報酬を受け取る契約を個人で行う働き方をフリーランスと呼ぶのです。

 

自営業や個人事業主との違い

フリーランスの他にも『自営業』や『個人事業主』という言葉がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。

 

フリーランスや自営業、個人事業主の違いを解説します。

 

自営業と個人事業主の意味は次の通りです。

 

【自営業と個人事業主の意味】

意味
自営業 自ら事業を営むこと
個人事業主 事業を個人で行い、

かつ税務署に開業届を提出している人のこと

 

 

自営業は法人と個人事業主に分かれ、個人事業主は自営業という大きなくくりの中にある事業方法の一つです。

 

フリーランスは、法人個人事業主関係なく、個人で自由に事業を行う方法を呼びます。

 

つまり、以下のパターンの働き方はどれもフリーランスとなります。

 

  • 法人として会社を設立(1人で)
  • 個人事業主として税務署へ開業届を提出
  • 法人でもなく開業届も出していない

 

以上が、フリーランスと自営業、個人事業主の違いです。

 

フリーランスの3つのメリット

フリーランスの人口は年々増加傾向にあり、ランサーズ株式会社の調査によると2021年10月は1577万人と2015年の937万人から640万人増えています。

参照:ランサーズ|「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」

 

年々、人口が増え続けているフリーランスにはどのような魅力があるのでしょうか。

 

フリーランスのメリットを3つご紹介します。

 

①働く時間と場所をコントロールできる

②自分の得意分野で働ける

③収入アップが期待できる

 

それぞれ解説します。

 

①働く場所と時間をコントロールできる

フリーランスは働く場所と時間を自分で自由に選べます。

 

なぜなら、求められた仕事を決められた期間内で終わらせれば良いので、働き方は問われないためです。

 

例えば、会社員は毎朝会社に通勤またはリモートワークの場合は始業時間になったら仕事を開始し、決められた時間内は働かなければいけません。

 

対して、フリーランスは会社に通勤する必要もなければ、働く時間も自由に決められます。

 

自宅はもちろんカフェやコワーキングスペースで働けますし、時間も1日2時間だけ稼働して残りは自由に過ごすこともできます。

 

仕事とプライベートのバランスが取りやすいのが、フリーランスの最大の魅力です。

 

②自分の得意分野で働ける

フリーランスは仕事も選べるため、自分の得意分野で働けます。

 

会社員はやりたくない仕事でも会社の方針に従う必要があります。

 

例えば、人事をやりたいのに営業部に配属されたといったように自分の希望が通らないことも多いです。

 

ところが、フリーランスは個人で自由に契約ができるため、受注できれば自分のやりたい仕事ができます。

 

得意分野を伸ばすことで自己成長でき、やりがいにつながるでしょう。

 

③収入アップが期待できる

フリーランスは働き方次第で会社員の給料よりも収入アップが期待できます

 

フリーランスは基本的に、仕事を受注してこなした分を成果報酬として受け取れます。

 

働いた分だけ報酬がもらえるため、会社員の給料よりも収入が増える可能性があるのです。

 

しかし、同時に収入が不安定であるとも言えます。

 

仕事が思うように取れなかったり、働けない状態になったりすると報酬額は下がります。

 

自分が努力すれば高収入が期待できますが、収入が下がるリスクもあることは覚えておきましょう。

 

会社員からフリーランスになる際の4つの注意点

会社員からフリーランスになる際は、以下の4点に注意しましょう。

 

①スキルや経験を身に付ける

②確定申告が必須

③社会的信用を得るのに時間がかかる

④公的保障が乏しい

 

詳しく解説します。

 

①スキルや経験を身に付ける

フリーランスとして定期的な収入を得るためには、スキルや経験を身に付けましょう

 

専門のスキルや経験があれば、仕事がより早く見つかりますし、高収入が期待できます。

 

未経験でも始められないことはありませんが、会社員からフリーランスとして独立を目指すのであれば、ある程度のスキルがなければ生計を立てることは難しいでしょう。

 

まずは、会社員を続けながら副業で始めてみるのがおすすめです。

 

 

②確定申告が必須

フリーランスとして働き始めたら、確定申告は必須です。

 

確定申告とは、年間の所得からかかる税金を計算し、税務署へ申告を行うことで税額を確定させる手続きを言います。

 

納税は国民の三大義務の一つなので、所得を得れば誰でも税金が発生します。

 

会社員は勤めている会社が代わりに税金の申告を行いますが、フリーランスは自分で税金の申告を行わなければいけません

 

確定申告を行わなければ罰則もあるため、必ず行いましょう。

 

 

確定申告は以下の記事でも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

 

【2022年最新版】副業の収入はしっかり確定申告しよう!サラリーマンが絶対におさえておきたい「20万円ルール」徹底解説!

https://fukugyou-academy.com/column/sidejob-final-tax-return-2022/

 

③社会的信用を得るのに時間がかかる

フリーランスは収入が不安定なため、社会的信用が低くなる傾向あります。

 

社会的信用が低いとローンが組みにくかったり、融資が受けられなかったりします。

 

フリーランスは社会的信用を得るまでに時間がかかるため、もしもローンを組んだりクレジットカードを作る場合は会社員のうちに済ませておきましょう。

 

④公的保障が乏しい

健康保険や年金などの公的保障がフリーランスになると貧弱になるのもデメリットの一つです。

 

例えば、健康保険で比較してみましょう。

 

【フリーランスと会社員で加入する健康保険の違い】

フリーランス 会社員
種類 国民健康保険 会社が加入する健康保険
特徴

  • 保険料は前年所得に応じて決まる
    (すべて自己負担)
  • 扶養認定制度がない
  • 傷病手当金や出産育児一時金がないまたは少ない

  • 保険料は収入額に応じて高くなる(会社と折半)
  • 扶養認定制度がある
  • 任意継続も可能
  • 傷病手当金や出産育児一時金がある

(2022年3月23日現在)

 

健康保険一つにしても、会社員のほうが保険料の自己負担額は軽く、保障内容も手厚いのがわかります。

 

会社員をしながら副業で行うのであれば手厚い保障が受けられますが、フリーランスで独立する場合は別途できる限りの対策は必要でしょう。

 

 

フリーランスとしての働き方と魅力のまとめ

今回は、個人で自由に契約を結んで仕事を請け負うフリーランスの働き方をご紹介しました。

 

フリーランスは会社に縛られないため、働く場所や時間に左右されず自分のやりたい仕事ができます

 

また、基本的に成果報酬なので、自分の努力次第で会社員の給料よりも収入アップが期待できるでしょう。

 

しかし、会社という後ろ盾がない分、プロとしての責任や負担は大きいです。

 

フリーランスとして独立するなら、まずは事前準備と働く環境づくりから始めましょう

 

特に、スキルや専門知識を学んで実践することは常に行う必要があります。

 

フリーランスになる事前準備の一環として、ぜひ副業から始めてみてくださいね。

 

副業アカデミーでは副業が学べる講座を多数開講しています。

 

現役で活躍する講師からスキルや専門知識を学んで実践を繰り返し、実際に収入を得るまでサポートしています。

 

講座で学びながら副業から始めてフリーランスになった方もいらっしゃいますので、ぜひ検討してみてください。

 

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