色んな副業をやった結果、「やっぱりライターだなぁ」と思った3つの理由
最終更新日:2019年10月9日
こんにちは。
副業アカデミーの谷口です。
まもなく30代も半ばを迎える僕ですが、副業は20代の頃から始めてそれなりの数を経験してきました。
中には
「それって副業って言えるの?」
というような半分ネタ的な物もありますが、一応収入を生み出していたので、僕の中では立派な副業です。
そんな僕が経験してきた数々の副業の中で
「やっぱりこれだよねぇ」
と思うものがあります。
それが
「ライティング(ライター)」
です。
正直言って、意外性の欠片も無い意見なので
「何を今更」
というご意見も聞こえてきそうですが、この結論にたどり着いたのには、経験と副業にかけた時間に裏打ちされた理由があるんです。
ということで、今回は僕が「ライティング(ライター)」にたどり着いた3つの理由についてお伝えしたいと思います。
理由その1 「色んな意味で」参入ハードルが低い
やはり一番の理由はここでしょう。
いざ副業を始めるといっても、例えば
- 特殊なスキルや資格が必要になる
- 初期投資が必要
- ノルマや時間などの成約がある
といったものはなかなか取っ付きにくいですよね。
僕もまさにそうで、副業を始めた20代の頃は
- 持っている資格は運転免許くらい
- お金になるようなスキルも持ち合わせていない
- 遊ぶことに一生懸命で、初期投資が出来るような余裕は一切無し!
- サラリーマンだからノルマや時間的な成約の中では副業なんてとてもとても...
という感じでした。
ライティングはこのあたりの懸念を全部取っ払って始めることが出来ます。
必要なのは「文章を書くことが出来る」ということくらい。
あとはパソコン、タブレット、スマホのどれかがあれば、問題なく取り組むことが出来ます。
ノルマや時間的な制限は、受注する記事の本数でコントロールできるので、自分のさじ加減ひとつです。
あぁ、なんて都合が良いんだろう。
ちなみに「色んな意味で」と書いたの理由は、これだけではありません。
その他にも例えば、
- 仕事の受注先がクラウドソーシングなどで簡単に見つけられる
- ネット環境さえあれば場所さえも選ばない
といった特徴があるので、参入は本当に簡単です。
思い立ってすぐに行動に移せば、2,3日で収入を生み出せるくらい、今のライティング業界は参入障壁が低くなっています。
理由その2 想像以上に収入を増やすことができる
「やるからには、掛けた労力に見合った収入が欲しい」
と思うのは自然なことでしょう。
僕もそう思います!
しかし、一般的なイメージとしてライターは
仕事あたりの単価が安い
と思われがちです。
実際、案件によっては
「嘘でしょ?こんなに書いてこれだけ?」
みたいなお仕事もありますので、受注する時には注意が必要ですが、
慣れてくれば世間一般的なイメージよりも多い収入を得ることが出来るのもまた事実です。
僕の場合の具体的な金額を挙げると、ピーク時は月に15万円を超える収入をライティングから得ていたこともあります。
年間でいうと、マックスで120万円くらいです。
どうですか?
結構な金額ですよね?
これにはもちろんそうなるためのポイントが有って、
「指名してもらえるお客さん」
を作ることが必須です。
僕の場合、クラウドソーシングでパラパラと仕事を受けていった結果、
ある時、とある企業さんからSEO対策の記事を年間で300本くらい受注したことがありました。
文字数が1,000〜1,200文字で、1記事5,000円だったので、とっても好条件の案件です。
最初のうちは本業にも余裕があったので毎日1本ずつ書いて提出していたんですが、
一発OKということは少なく、軽微とはいえ修正の依頼をされることがほとんどでした。
すると、修正対応で副業に取り組める時間を使い切ってしまう日が増えたり、
そもそも本業が繁忙期で疲れてしまい、記事制作が出来ない日も出てきました。
「このままでは決められた納期までに納品できない」
そう思った僕は、自分で全ての記事を書くことをやめて、他のライターに仕事を依頼するという方法を採りました。
この案件の場合、お客さんから与えられているのは「お題」だけで、
記事の構成作りから行う必要があり、実は執筆そのものよりも構成作りに時間がかかることが多かったんです。
そこで僕は、クライアントの好みなどを把握しているという点を生かして、
記事の構成のみを作成し、執筆は他のライターに任せることで、自分が捌ける仕事の案件数を増やしたんです。
(当然、お客さんには許諾をとったうえでです。)
執筆してくれるライターに支払うお金が発生するので、1記事あたりの利益は目減りします、
受注できる仕事量が増えたので、掛ける労力あたりの単価は上がって、より効率よく収入を増やすことが出来るようになりました。
こういうやり方を嫌うお客さんもいるので、これが最善の方法であるとは言えませんが、
自分の立場をライターからディレクターに変えることで、
時間にも収入にも余裕ができましたし、その分受注する案件も増やせました。
依頼したライターさんからも感謝されたので、まさに良いことづくめですよね。
理由その3 色んなところで役立つスキルが身につく
ひょっとしたらライティングの一番のメリットはこれかもしれないですね。
「文章を書く」って一言でいうととってもシンプルですが、実はそれを数こなすことで、
知らず知らずのうちに、あらゆるスキルが身についていて、それが色んなシーンで活きるんです!
スキル1 構成力
構成から文章を書く案件をこなしていれば当然ですが、例えば構成をお客さんからもらって執筆するだけの仕事でも、
「あっ、なるほど!こんな感じで構成を作ると読みやすい文章になるんだな」
と勉強になることは多々あります。
そして、それを自分が本業で企画書を書く時に活用したり、
もしブログなどを書いているならそちらに活かすことも出来ます。
スキル2 トーク力
ライティングをしていると、日頃からネットを使った調べ物をすることが多くなります。
すると、必然的に自分の中にインプットされる知識の量が勝手に増えていくので、
ふとした時に
「あっ、その話こないだライティングの仕事で調べたな」
というシーンが増えます。
しかも、構成を組み立てる力も身についているので、自然と聞いている相手にわかりやすく話すことも出来てしまうのです。
本業が営業や企画系の人にはとってもありがたいスキルですよね。
スキル3 マネジメント力
副業としてライティングに取り組むとうことが前提ですが、
本業とは別にお客さんから直接仕事を頂いて、
一定の品質の記事を、決められた納期までに納品する必要があるので、
当然本業やプライベートとのバランス調整は重要です。
特に時間やモチベーションのマネジメントはかなり上手になれると感じています。
また、ディレクターとして他のライターさんに仕事を依頼したときは
同じ案件を一緒に回す「チーム」を率いることになるので、
必然的にチームマネジメントの力も養われます。
実は僕、チームを持ったのがこのライティングでの案件が始めてだったので、最初は戸惑うことも多かったんですが、
だんだんチームで仕事をすることにも慣れ、
「1人では出来ないことを、チームで成し遂げていく」
ということに快感を覚えるようになりました。
いまでは色んなところでチームを持って仕事をさせてもらっていますが、
その原点はこの副業にあると言っても過言では無いかもしれません。
まとめ
ということで、今回は数ある副業の中で僕が
「やっぱりライティング(ライター)だなぁ」
と思った理由についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
もちろん、その他の副業にもいろいろな魅力があるでしょうし、僕も今後新しい副業に挑戦する中で、
「あっ、やっぱりこれのほうが良いかも」
と思うこともあるかもしれません。
ただ、特にサラリーマンの方が取り組む副業として、ライティングは最適だなぁと強く思います。
もしこの記事を読んでくれたあなたが少しでもライティングに興味を持ってくれたのなら、
ぜひ一度チャレンジしてみてください。
最初は慣れないことも多くて苦労することもあるかと思いますが、
上手く活用すれば沢山の恩恵を受けることが出来るはずですよ。
それでは、また。