【副業アンケート】Wワークや掛け持ちなど、雇用形態から見る現状は?
最終更新日:2019年10月17日
こんにちは。副業アカデミーです。
急に寒くなってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は求人情報サイト「はたらこねっと」を運営するディップ株式会社が当サイトの利用ユーザーに対し、副業・兼業の実態について行ったアンケート調査をご紹介したいと思います。
働き方改革が施行されてから数ヵ月、世の中にも残業抑制や副業系の情報が蔓延する中、実際に副業に取り組んだことのある人はどのくらいいるのでしょうか。
※当コラムはディップ株式会社が行った「はたらこねっとユーザーアンケート」を参考、一部引用しております。
出典(「はたらこねっとユーザーアンケート –副業について– https://www.hatarako.net/contents/enquete/result/201908/」)
アンケート調査結果ページ(https://www.hatarako.net/contents/enquete/result/201908/)
- 実施機関:ディップ株式会社
- 調査対象:はたらこねっとユーザー
- 実施時期:2019年6月10日(月)~7月7日(日)
- 調査手法:インターネット調査
- 有効回答数:1144名
副業をしたことはありますか?
赤=2019年 青=2018年
まずは初めに「副業(Wワーク・掛け持ち)したことがある」の質問では、「副業したことがある」と回答した人は58%、「したことがない」と回答した人は42%となったおり、前年2018年の結果と比べると副業の経験がある人が2%上昇していることが解ります。
副業をする理由はなんですか?
次に副業をする理由を聞いたところ、「生活の足しにするため」が39%とダントツに高い結果となっています。
他にも、「自分で使える自由なお金がほしかったため」や「将来の貯金にあてるため」等、いずれも収入に関する理由が多くなっているようです。
本業の雇用形態は?
赤=2019年 青=2018年
現在本業としている雇用形態について聞いたところ、「正社員」が21%と低く、「派遣」「パート・アルバイト」が合わせて63%と過半数を占めています。ただし求人サイトを利用しているユーザーを対象とするアンケートですから、多少の偏りはあるでしょうか。
副業の雇用形態は?
赤=2019年 青=2018年
次に副業の雇用形態として、「パート・アルバイト」が57%が最多となっていますが、本業の結果を踏まえるとパートやアルバイトの掛け持ち、Wワークとしている人が多くなっているでしょう。
また昨年と比べると「フリーランス」が0%から15%へと大幅な増加となっています。
副業の職種は?
赤=2019年 青=2018年
副業の職種について、2018年から「一般事務・営業事務・データ入力」22%から10%も減り、12%となっています。変わりに「飲食・接客」や「軽作業」「販売・レジ」が増える結果となっています。
副業を選ぶ際に重視した点は?
最後に副業を選ぶ際に重視した点について、「給与」が20%、「勤務地」が19%、などアルバイトやパートを探すニーズと同じような内容であることが解りました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
副業に取り組む人が増えていると言っても、アルバイト・パートを掛け持ちする人は意外にも多く、なかなか長時間労働の抑制へは繋がらない現状を感じました。
特別なスキルがないと、副業への幅も広がらないことでしょう。
一方で、最近ではプログラミングやライター、Webデザインなどもインターネット上で学べる環境はかなり整ってきています。
フリーランスが増加している要因はそうしたところにあるのかもしれませんね。