ビジネスマン600人に聞いた「働き方」に関する意識調査
最終更新日:2019年9月4日
外部プロ人材の経験やスキルを活用するためのシェアリングサービスを提供する株式会社サーキュレーションは、採用や人事を担当する部長以上の会社員、経営者300人と、年収600万円以上の会社員300人に対して、働き方に関するアンケートを実施しました。
サーキュレーションが運営するサービス、プロシェアリングとはプロフェッショナル人材という新規事業開発や販路拡大、サービス向上など企業の成長戦略を担うハイクラスな人材を企業とマッチングすることにより企業が抱える経営課題をよりスピード感を持って、シームレスに解決してくれる人材シェアサービスです。
プロ人材のような未来を創るリーダーは、多様化する働き方に早いうちからシフトし、フリーランスや複業といった形で企業に縛られない動きをしている人が多く、また逆に企業側は人手不足の中、人材にかかるコストを削減するため、正社員として雇用するよりもスポットで課題解決に参画してもらった方がお互いにメリットを享受できるといった背景があります。
※本記事はPRtimesに寄稿されたニュースリリースを一部引用、参考にしております。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000015163.html
「働き方」に関する意識調査
今回行われた調査では、「働き方」に関する課題や問題点、採用や人事の側から見た人材における課題をヒアリングしました。
■調査概要調査名:働き方に関する調査
日時:2019-06-18~2019-06-21
性別:男女
年齢:20 代以上
地域:全国
その他:採用に関わっている部長以上の会社員・経営者/年収600 万円以上の会社員
サンプル数:600ss
あなたの所属する部署には解決すべて課題はありますか?
まず、採用を担当している部長以上の会社員、経営者に、部署に関する課題があるかを聞いたところ、78.0%の人が「ある」と回答しました。
解決すべてき課題は何ですか?
「ある」と回答した234人にその課題の内容を聞いたところ、「業務改善・業務改革の推進(53.0%)」、「優秀人材の採用(50.4%)」、「人材育成・人材開発(47.9%)」が上位となっています。
やはりそもそもの人材が足りていないという現状は、「優秀人材の採用」や「人材育成・人材開発」といった回答に表れているようです。
課題が解決されていない理由はなんですか?
さらに課題が解決されない理由については、「人手が不足している(53.0%)」と2人に1人が"人手不足"を挙げており、次に「課題解決のノウハウがない(38.0%)」、「課題解決にかけるコストが割けない(26.1%)」といずれもリソースが足りていない現状があるようです。
課題解決ができる"プロフェッショナル人材"が必要だと思いますか?
次にプロフェッショナル人材が必要かという質問に対しては実に84.7%の人が「必要」だと回答しています。
しかし、実際にそうした人材を採用しようと試みたことはあるかとの質問では、「ある」と回答した人が46.3%と、必要性は感じていても取り組むまでには至っていない企業が半数以上であることが解りました。
あなたは自分自身のことを"プロフェッショナル人材"だと思います?
続いて、年収600万円以上のビジネスパーソンを対象とした調査として自分のことをプロ人材であるかと問うたところ、47.4%が「そう思う」と回答しました。
また、年収800万円以上だと53.2%、1000万円以上だと54.2%が「そう思う」と回答したようです。
しかし、自分のことをプロフェッショナル人材だと思うと回答した人のうち38.0%が「実力に見合った給料を受け取っていない」と回答しており、800万円、1000万円以上の人も微妙に差はありますが、3割近くの人は歩給与に満足していないことが解りました。
さらに、自分のことをプロフェッショナル人材だと思うと回答した人のうち80.6%の人が「働き方を変えたいと思ったことがある」と回答しています。
働き方を変えたいと思ったきっかけは?
年収600万円以上の会社員で、自身をプロフェッショナル人材だと認識している211人に、働き方を変えたいと思ったきっかけを聞いたところ、64.9%が「収入を増やしたい」次に「より自分の能力/資格を活かしたい」「自分の裁量で仕事がしたい」と自己実現のためのきっかけが多い結果となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は部長以上や経営者、年収600万円以上の会社といったハイクラスの人材に対した調査ですが、こうした人ほど自分のキャリアへの意識が高いことが解りました。
サーキュレーションが提供するプロシェアリングサービスの他にも、最近ではそうした人材マッチング系のサービスは日々増えています。
自分に長年培ってきたスキルや経験があれば、すぐにでも企業の経営課題に向き合う仕事をすることができます。
年々多様化する働き方ですが、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?