続けてる?【副業と本業】を両立させるために大切なコト
最終更新日:2019年1月12日
会社に内緒で副業している人や、本業に支障が出ないように気を配りながら取り組んでいる人。または本業の忙しさによって時間や体力が圧迫され、始めた当初のようなモチベーションを保てなくなってしまった人。
思った以上に副業と本業を両立させることは難しいものです。
ただでさえ楽ではない本業を疎かにすることは、メインである収入を減らしてしまうことにも繋がり兼ねませんし、副業に力を入れすぎて日中の眠気に襲われたりと、共倒れするようなことがあっては本末転倒です。
今回は改めて初心に帰ると共に、より効率的に副業と本業を両立させるための方法を考えていきましょう。
本来であれば本業だけで生活したい
あなたが副業を始めたキッカケはなんでしょうか?
もしそれが趣味や自らのステップアップを目的にしたようなものであって、収入に重きを置いていない場合はそれほど意識をする必要はありませんが、生活のための副収入を安定的に得たい場合は、その目的に合わせたマインドやライフサイクルを構築する必要があります。
仮にも会社に内緒で副業をしているのなら、間違っても会社にバレて懲戒解雇なんてことにならないよう注意する必要があるでしょう。
あくまでも生活費の補助として、体力的に問題がなく安全に収入を得られるよう努めたいところです。
ですから、本来であれば補助がいらない程に十分な給料をもらえていれば、わざわざ副業をする必要はありません。
転職という手もある
あなたが生活するにあたって充分だと思える金額はどの程度でしょうか?
そしてその金額は、副業をすることで賄える状況にあるでしょうか。
または、今の本業と副業を続けることで少しづつ合計の収入は増えていくでしょうか?
こうした点を踏まえた時、5年後、10年後、定年後、老後、貯蓄に不足はありませんか?
もし不安があるのであれば、今副業に力を注ぐよりも"転職"という道を選択した方が将来においてリスクが減ることもあるはずです。
今の本業の給料が頭打ちだと感じているとすれば、会社の将来性と自分のキャリアアップが期待できる会社へ転職することで副業をする必要はなくなるかもしれませんよね。
特に時間給のようなアルバイトを副業にする場合、いくら収入を増やしたくても一日に仕事が出来る時間には限界があります。特別なスキルがなくてもアルバイトはすることができますが、同時に副収入の上限は決まってしまいます。
そうした副業で、本業と合わせて心身ともに擦り減ってしまうのであれば、その頑張りを新しい本業を探すためにぶつけたほうが効率が良いでしょう。
副業の時間管理
本業と副業を両立させるために一番大切なことは時間の管理をしっかりと行うことです。
日中に本業の会社に出勤しているのであれば、副業に取り掛かるのは夜や深夜、早朝、休日ということになるでしょう。
その限られた時間の中で副業を行い成果を上げることは思った以上に難しいことです。
まず何よりも"本業に本気で取り組む"ということ。
サラリーマンの中には残業代で少しでも稼ぎたいと考えている方がいらっしゃるかもしれませんが、本業にコミットして定時で退社し、その後副業にシフトする方が時間当たりの収入を最大化できる可能性があります。
ですから本業の時間にはしっかりと本業を最優先にして、定時を迎えた後は副業を最優先にできるようメリハリを作ることが大事です。
ダラダラと仕事をしたり、無駄話や意味のない飲み会に参加している時間はとてももったいないですよね。
さらに厳しいことを言えば、副業での利益は基本的には1人で作り出すものです。本業で実績を残せないのに副業が成功するはずがありません。
副業の時間割
本業でも始業時刻と終業時刻が決められているように、副業にも時間割を作るようにしてみましょう。
夕食後の2時間や寝る前の1時間、朝出社する前の1時間など敢えて時間をキッチリ決めることでその中で最大限の成果を上げられるよう意識するのです。
もちろんそれ以外の時間は仕事のことは忘れてリラックスしたいですよね。
自宅では集中できないから、図書館やカフェ、レンタルオフィスなどで仕事をするのもいいでしょう。
敢えて時間を区切りメリハリを作ることでより効率的に作業をすることができるはずです。
副業のライバルを作る
もし日々の副業のモチベーションが下がってきていると感じているのなら、ライバルを作ってみてはいかがでしょうか。
できれば同じ分野で副業をしている人が望ましいですが、インターネット上や、SNS、ブログなどで自らの副業の実績を紹介している人はたくさんいますから、たまに動向をチェックして自分の状況と比べてみてください。
ポイントとして自分の倍以上の成果を継続して発揮している人がオススメです。
自分と同レベルの人ならばその人が不調になってしまった際、心にゆるみが出てきてしまうことも考えられるからです。
目標は常に少しだけ高く設定して、決して離されないよう必死についていき、いつか追い越す。今日は疲れているからと作業を怠った次の日はライバルを確認して自分を奮い立たせるくらいの行為を続けていれば、いずれそうしたメンタルコントロールが自然と身に付くはずです。
ムダをなくす
ただでさえ足りない時間の中で本業と副業を両立させるには、24時間の中にあるムダを少しづつ省いていくことです。
10分でも1分でも副業に充てる時間を確保すること。
朝起きてから寝るまでの間をまずは見直してみてください。
今日一日、副業のためにならなかった時間を数えてみると実は結構あることに気付くはずです。
また、人間はどうしても楽な方、簡単で楽しい方を選択しがちですが、その選択さえ、副業のための辛い方や苦しい方を3回に1回は選択してみてください。
その積み重ねはきっと成功に結び付くことでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
やってみると決して簡単ではないことが解る。本業と副業の両立。
想像以上に壁が高いことに挫折しそうになってしまいますが、少しづつ意識や行動を変えることで苦しみは日常になり、いずれ当たり前のように2つの仕事をこなすことができるようになります。
最初はつらいかもしれませんが、少しだけいつもより気持ちを強く持って、挑戦を続けてみてください。