営業さん!あなたの人脈を活かした【副業】アリます。
最終更新日:2018年10月19日
少しづつ周りからも「副業」や「フリーランス」なんて言葉が聞こえてくるけど、自分には特別なスキルもノウハウもないし、興味はあるけど何から取り掛かればいいかわからない。
営業職の中にはそういったネガティブな考えに陥る方もいるかもしれません。
しかし、培ってきたコネクションは最大の武器であり、あなた自身の価値ではないでしょうか。
シェアリングエコノミー
今騒がれている「シェアリングエコノミー」とは、世界中で広がりつつある新しいビジネス領域と言われており、主に「個人や法人が保有している遊休資産を共有」することを差しています。
車や場所、人材などの使われていない資産を、利用したいニーズに合わせてマッチングすることで新たな経済圏が生まれ、どちらにもメリットが生まれる仕組みのことなのです。
例えば、空き家を貸し出すことで利益を作る「Airbnb」や、移動をシェアする「Uber」などが有名ですね。いずれも、必要とされるべき需要を最適な形で供給するためのサービスですから、様々なシーンにおいてシェアリングエコノミーは適用可能なのです。
また、シェアすることで人と人の繋がりを貴重な体験として再認識されることも多く、付加価値として利用者の満足度を底上げするような側面もあるようです。
営業力のシェア
シェアリングエコノミーの中には人材の仲介に特化したサービスも増えてきました。
身近にいる転職希望者を企業に紹介することにより報酬を得られるサービスや、企業がスポットで求めている人材やスキルを紹介してマッチングさせるためのサービスなど、人手不足が深刻化する日本においてはまさに痒い所に手が届くようなサービスと言えるのではないでしょうか。
営業職をやられていた方であれば、そのコネクションがフル活用できる領域です。
超高齢化が進む中、労働力が不足し経済もなかなか回復しない現状の中、コスト削減に勤しむ企業が求めているのは、いつだって優秀な人材です。
しかし、終身雇用で個人を囲うための余力はなく、技術の進化によりIT化が進むと、優秀な人ほど会社に依存しない働き方ができるようになっています。
「埋没労働力」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
その道のプロフェッショナルであれば、会社に雇われて自分の思い通りに仕事を進められないことや、余計なタスクに追われてしまうことにフラストレーションを抱え、フリーランスとして生計を立てている方がどんどん増えているそうです。
これを「埋没労働力」と呼んでいますが、技術はあっても営業力がないためにクライアントが見つからず、苦戦してしまうケースがあります。
ここにあなたの力が不可欠なのです。
ではその人脈を最大限活かせる副業をご紹介したいと思います。
SHARES MARKET(シェアーズマーケット)
シェアーズマーケットは法人向けから個人まで、あらゆる商品やサービス、プロダクトの顧客紹介マーケットです。
法人向けでは、ITや広告、小売り、不動産から環境、医療と様々な領域を網羅しており、コンサル、営業支援などのニーズで溢れています。
例えば、
- 新規法人サービスの営業を支援してください
- コンビニフランチャイズオーナー希望者を紹介してください
- 自動販売機を設置できるスペースを知りたい
- 動画CMを作りたい企業様を紹介してください
- 糖尿病予防サービスを導入検討してくれる企業様はいませんか?
紹介報酬料は数千円のものから、100万を超える案件まで幅が広く、得意な領域があれば副業としてとても効率が良い働き方が出来そうです。
Seles hub(セールスハブ)
シェアーズマーケットは個人への商材も扱っていますが、セールスハブはBtoBに特化したビジネスマッチングサービスです。
掲載企業は大手からスタートアップまで様々な企業が提携しています。
セールスハブは企業が解決した課題に対して、その事業にマッチする企業を紹介し、商談のアポイントを設定します。その後、アポイント成立の報酬と取引が成約した際のお祝い金が企業からもらえる仕組みになっています。
アポ設定で3万円程度、ビジネス成立で10万程度の報酬になります。
セールスハブ上では企業担当者と直接メッセージのやりとりをすることが出来ますから、今後の営業活動にも活用できるかもしれません。
SCOUTER(スカウター)
スカウターは人材エージェントとして転職希望者を企業に紹介できるサービスです。
日本で最初に始まった最大のヘッドハンティングサービスだけあって、非公開も併せて約1000社が3000件以上の求人を掲載しており、転職相談に乗るだけで時給が支給されたり、転職決定で転職後の年収5%が報酬としてもらえます。
営業職に留まらず、人事経験のある方ならさらに活躍できそうなフィールドではないでしょうか。
ヘッドハンターになるためには、簡単な審査を通過すればすぐにでも登録でき、SCOUTER自体が「有料職業紹介免許」を持っているためヘッドハンター自身が特別な資格を有する必要はありません。
SARDINE(サーディン)
サーディンは上記SCOUTERが運営する人材紹介サービスの法人向けバージョンです。副業とは異なりますが、法人として本業で人材紹介を行いたい方であれば、
こちらを利用することをお勧めします。
「月額利用料」さえ払えば、「紹介手数料」は100%還元される非常に良心的な仕組みになっています。
番外編:パーティオーガナイザー
こちらはちょっと毛色が違いますが、各種イベント、婚活パーティ、異業種交流会などに人集めを行う仕事になります。
人脈が幅広いインフルエンサーのような動きをしている方であれば、SNSやメルマガ、自身のメディアで告知し集客を行い、1人当たりの単価で2000~3000円
ほどの紹介料を受け取るようなことが可能でしょう。
友人や各業界に知人が多い方は、せっかくのコネクションをこうした形で活用することも面白いですね。
自分の価値を収入に還元することができれば、さらに広い働き方が出来そうです。
最後に
いかがでしょうか?
インターネットやスマートフォン、SNSの進化によって情報の伝達速度は飛躍的に向上しましたが、いつの時代も人と人との繋がりは大切なものです。
それはいつしか財産となり、大きな価値としてお金を生むことができるようになります。
企業や個人が抱える人材の課題として、適材適所にリソースをシェアすることはWin-Winの関係を構築することになりますから、とても感謝されることは想像に難くありません。
せっかくですから、長年培ってきた人脈をぜひ活用してほしいと思います。