ついに!iPhoneで【確定申告】が可能になる!
最終更新日:2019年6月13日
6月11日、日本経済新聞の報道によると、米アップルのスマートフォン「iPhone」が2019年秋にアップデート予定のiOS 13にてマイナンバーカード(個人番号カード)の読み取りが可能になるとのことです。
開発者会議「WWDC 2019」でアップルは、マイナンバーカードが採用している無線通信規格を含む、NFCやFeliCaなどの読み取りをサポートすると公表しました。
これにより、確定申告の際、国税庁が提供する確定申告用サイト「マイナポータル」へのログイン時に、iOS 13に対応する専用アプリ(現状未開発)によってマイナンバーカードをカメラにかざすだけで本人確認が可能になります。
アプリケーション自体は政府が開発を急ぐとして、これによりマイナンバーカードの普及率が高まると語っています。
マイナンバーカードの読み取りは、パソコン専用のICカードリーダーか、NFC対応のAndroid搭載のスマートフォン(Galaxy、AQUOS、Xperiaの一部機種などに限定)を使って行う方法がありましたが、これまでは国内の多くのスマートフォンが未対応でした。
確定申告以外にも、健康診断やその他行政手続きにもマイナンバーの提出を求められることがありますから、日本人の半数近くが利用していると言われているiPhoneでの今回のアップデートでは、一気にマイナンバーの利便性が向上するかもしれませんね。