コロナショック後に始めるべき投資とは
最終更新日:2021年12月21日
こんにちは。
副業アカデミーです。
コロナショックによって株価が大暴落し、投資をしている人は大きな損失を被ったり、今後に不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな状況でこれから投資を検討している人におすすめの投資を紹介したいと思います。
それは「投資信託」です。
投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロである「ファンドマネージャー」がその資金を株式や債券などに投資・運用し、その運用成果として生まれた利益を投資家に還元するという金融商品。
まずは投資信託のメリットを見ていきましょう
投資対象商品が100種類以上と多いこと、投資対象地域は世界中から選ぶことが出来ること、中には100円から投資することが出来るなど、安価に始められることなどが代表的です。
また、分散投資ができるのでリスクを抑えられ、プロが運用してくれるため、個々人に難しい投資の知識が必要ないということも挙げられます。
さらに、毎月一定額を「積立」することが出来るという点も魅力です。
一方でデメリットとしては以下のようなことが挙げられます。
まず、投資信託の種類は2020年3月時点で約6000もあり、自分に合った商品選ぶのが難しい。
さらに、損が出ている状態でも商品の運用が終わってしまうこともあります。
また、運用をプロに任せるため手数料がかかり、運用担当者の資質によっては運用成果の良し悪しが変わってきてしまいます。
ここまでを見ると、株式投資などのように自分が直接資金を運用するよりは始めるハードルが低く感じるのではないでしょうか。
こうした株式投資と投資信託の違いは、運用目的の差異から生じています。
株式は相場によっては値動きが激しいため、短期〜中期の利益獲得を目的に運用するが、投資信託は分散投資によってリスクを軽減した中期〜長期の利益獲得を目的に運用するのが一般的です。
投資信託は今が始めどき
ハードルが低い投資信託であるがコロナショックの今は始めるタイミングとしてどうなのでしょうか。
もちろん、投資信託の商品にも株式や債券、不動産など様々なものが含まれているため、相場が大暴落すると投資信託の値段も同じように下落します。
しかし、投資信託は長期に渡る運用が目的のため、たとえ短期的に相場が下落していても、長い目で見れば回復する可能性も大いにあります。
積立投資を始めるのであれば、相場全体が低迷している今は千載一遇のチャンスとも言えます。
比較的安価な元本で購入したものが、中長期的には上昇していき、その利益を享受できるからです。
しかし、注意点もあります。
ひとつはコロナショックのような大恐慌があったとしても必ず復活している投資対象を選ぶこと。
もうひとつは運用コストが低い商品を選ぶこと。
特に前者についてはこれからの時代にどんな商品やサービス、業界が活況になりそうかといった事に思考を巡らせることは必要でしょう。
アフターコロナの投資信託
すでに投資信託を実践している人は、コロナショックの影響で含み損が発生している人が大半でしょう。
しかし、投資信託は少なくとも3〜10年をかけて利益を積み上げていくことを前提としているため、含み損が発生したからといってむやみに売却をしてしまうことは得策ではありません。
ただし、投資している対象が「アフターコロナ」の世界では成長を見込めない商品なのであれば、含み損が大きくならないうちに見切りを付けるべきでしょう。
また、積立投資をしている人はコロナのように相場が乱高下するシーンでは我慢強く継続するべきです。
相場が下がると平均購入単価を下げることができ、相場が上昇に転じた際に大きく利益を取ることができるからです。
日経平均やNYダウが大暴落していると、つい投資自体が怖くなり積立投資をやめてしまう人が多いが、下落局面こそ積立投資の効果が発揮されるので、一喜一憂せずに続けていってください。
いきなり自分で株式や外国為替の取引に挑むのはハードルが高いし、預貯金はどんなに金額を増やしたところで得られる利益が少なすぎます。
そういった点では、特段難しい知識も必要なく、リスク分散をしながら中長期的な利益が見込める投資信託は魅力的と言えます。
あなたもアフターコロナの世界を想像しながら、まずは小資金からの積立で始めてみてはいかがでしょうか。