旅好きのための【副業】トラベルライターのススメ!
最終更新日:2018年11月9日
リモートワークやフリーランスとしての働き方が流行ってきている中、旅行を楽しみながら仕事をしている人や、家に定住せず、自由に好きな場所で働くことが可能になった人もいることでしょう。
また、働き方改革の取り組みの中には有給取得義務化や最低時給の引き上げなどが進められ、今後余暇の時間が取りやすくなることも考えられます。
私の知人には、本業で会社員として働きながら半年に一度くらい長期の連休を取り、世界中を旅しながら写真を撮って販売したり、現地の雑貨を取り寄せて国内に卸したりしている人がいます。
もしあなたも旅行が好きなのであれば、『トラベルライター』という副業に取り組んでみてはいかがでしょうか。
トラベルライター
トラベルライターとは、旅行ガイド誌やインターネット上の旅行メディアに、自分が訪れた地域や人々、グルメや体験などを紹介する記事を提供する仕事のことです。
旅行ライターとも呼ばれていますが、主に旅行メディアから依頼のあった場所へ旅行に行き、要望にあった内容を取材するか、プライベートで訪れた旅行先について記事を書くことで報酬をもらいます。
トラベルライターのメリット
大好きな旅を仕事にできる
なんと言っても好きなことでお金をもらえること以上に幸せなことはないでしょう。
また、あなたが体験した貴重な経験や旅行のノウハウ、美しい景色や人々、文化などを多くの人に伝えることができます。
好きな時間、場所で仕事ができる
トラベルライターとして旅行している最中に現地の様子をメモに残したり写真にさえ収めておけば、記事にする作業はどこででも可能です。
PCもしくはスマホさえあれば時間や場所にかかわらず仕事をすることができますから、旅行しながら自由に働くことが出来ます。
書籍化も夢じゃない
もしあなたに文章力や、人が簡単には出来ないような驚きの体験や旅行のスキル、知識など、人を引き付けるような魅力ある記事であれば、出版社から書籍出版の提案があることも夢ではありません。
実際、書店にいけば旅行関連のブロガーの出版物や写真集、大手旅行メディアが協力した専属ライターの本を目にすることができるでしょう。
旅行メディアの依頼
旅行メディアがライターに依頼している内容としては、1記事あたり1000~3000字程度の原稿と、現地の写真10枚前後が平均として必要です。
また、できれば自身の本名や顔写真を公開できるようであれば尚良いでしょう。
まずは登録する
まずはご自身で旅行メディアを調べてみてください。
大手としては「トリップノート」や「trip note」「LINEトラベル」「TABIPPO」「地球の歩き方」などが有名ですが、いずれもライターを募集しています。
その後トラベルライターになるためにはメディアと契約/登録(業務委託)する必要があります。
簡単な書類選考の後、面接がありますが、中には筆記テストや文章力のチェックなどが行われる場合もあります。
入稿まで
トラベルライターとしての仕事は、月に2~10本程度の記事と写真をメディアに入稿することです。
時にはメディア側から旅行先の指定があるケースもあります。
あまりにも記事入稿までに時間がかかったり一定のクオリティに達していない場合などは契約解除となることもあるようですから、しっかりと取り組みたいところです。
報酬
1記事に対して1,000~5,000円程度で買い取ってもらえるようなメディアもありますが、最低入稿記事を保証し、固定補修+従量報酬(文字数やクオリティ、アクセス数などに応じた)となるメディアが多いようです。
ライターの平均月収を見てみると、3~5万円程度が相場です。当然これだけでは生活していけませんが、世界一周しながら自分のブログと寄稿によって生計を立てている人もいるそうです。
収入は決して大きくはありませんが、好きなことを仕事にできるのは素晴らしいことでしょう。
トラベルライターの難しさ
トライベルライターの最低条件として、やはり多くの国や地域への渡航経験がないと難しいと言われています。
平均でも20か国近く旅行経験があるライターがほとんどですから、国内旅行が好きなくらいでは厳しいでしょう。
とにかくアクティブでコミュニケーション能力が高く、バイタリティーに溢れていなければ楽しく取り組めないはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
旅をしながらお金を稼ぐことのできるトラベルライター、もちろん副業としても取り組むことは可能でしょう。
簡単にはできないからこそ、やりがいは十分です。