2018年6月から新法施行!民泊は副業としてどうなの?
最終更新日:2018年3月14日
こんにちは。
副業アカデミーです。
ここ数年で「民泊」という言葉を耳にすることが増えてきたのではないでしょうか?
民泊とは一般人が旅行客に対して自分が住んでいる(所有している)アパートやマンション、自宅の部屋などを貸し出すサービスです。
借り手からすれば安く寝床を確保でき、貸し手からすれば収入が得られるというメリットがあります。
この民泊ですが、果たして副業としてはどうなのでしょうか?
今回は副業としての民泊について解説していきます。
ホテルはどこも満室!だから需要は高い
なぜ今民泊が注目されてきているのでしょうか?
その理由は訪日外国人の増加にあります。
こちらのグラフをご覧ください。
2011年には622万人だった訪日客も2016年にはなんと2,404万人にまで増加しました。
こうした訪日外国人の増加が原因で、
「旅行に来たけどなかなかホテルの予約が取れない」
「出張先のホテルが取れなくて苦労した」
という経験もされた方も多いかと思います。
ビジネスホテルも含めて、都市部や観光地の宿泊施設は軒並み稼働率が高くなっており、連日満室のホテルも珍しくありません。
そのため民泊はこれからますます需要が高くなっていくと考えられます。
民泊を始めたいならエアビーアンドビー
現段階で民泊の募集はエアビーアンドビーの一強といっても過言ではないでしょう。
そのためこれから民泊の副業をはじめたいという方は、まずエアビーアンドビーに登録してみることをおすすめします。
「ホテルが取れない」、「安い寝床が欲しい」という理由で最近では日本人の利用も増えてきています。
外国人とのやり取りが不安な方は日本人限定にしてみても良いかもしれません。
民泊はどのくらい稼げる?
実際民泊はどのくらい稼げるのでしょうか?
宿泊料金は
- 首都圏の場合は1泊6,000円~10,000円程度
- 田舎の場合は1泊3,000円~4,000円程度
が相場のようです。
仮に家賃8万円お部屋を民泊用に借りて、1泊8,000円で15日間貸し出したと仮定すると、月4万円の利益となります。
利益額は取り組む人の資質や地域によってまちまちですが、やはりエリアは需要の多い首都圏、そして資質でいうと管理が得意な人が利益をあげやすいようです。
民泊新法では貸し出せる日数が年に180日以下と上限が設けられていますので、一室の場合は大き利益を生むことは難しいのですが、複数の部屋で運用すると大きな利益になる可能性があります。
また、貸し出す部屋に自分でも住むことによって、家賃の負担も軽減することが出来ます。
まとめ
民泊は新しい形の不動産運用として大きな注目を浴びています。
- 出張が多く、部屋を開ける人が多い方
- 近くに実家がある方
- 不動産の運営に興味がある方
にはおすすめの副業といえます。
ただし、民泊を行うには満たさなければいけない要件がいくつも定められています。
そしてその要件を満たすことは、民泊で利益を出すことよりも難しいのではないかと言われているくらいです。
2020年の東京オリンピックにかけて、民泊の需要はますます増加することが見込まれます。
しかし、
- そもそも民泊を始めるための要件を満たせるかどうか
- そこに掛かるコストやリスクがどのくらいなのか。
こういった点を見極めてから、実際に取り組むかどうかを判断することがとても大切になりそうです。
それでは、また!