副業もできる?ブーム加熱【VTuber】と魅力とはじめ方
最終更新日:2022年5月26日
「働き方改革」が施行され、残業が抑制されている雰囲気がありますね。
皆様はいかがでしょうか?
「早く帰りましょう」なんて声は少しづつ聞こえるようになってきた気もしますが、これまで残業が当たり前だったんだから早く帰ってもやることがない。ついスマホをいじって動画などを流し見してしまう。
そんな方も少なくないと思います。
動画と言えば、際立ってはいませんが強烈なブームとなっている新しい動画配信のカタチ。ご存知ですか?
その名も、『VTuber(Vチューバ―)』
VTuber(Vチューバ―)とは
近年賑わいを見せているVtuberとは、Youtubeや動画配信サービスにおいて架空のキャラクターを用いて配信活動を行うユーザーのことを指しています。
バーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー)を略称してVTuberですね。
バーチャルですから、2Dもしくは3DCGのキャラクターをアバターとして、モーションキャプチャーやリップシンクなどを技術によってよりリアル感を持たせた演出手法になります。
YoutuberはYoutubeにて配信者本人が登場するケースが多いですが、Vtuberはバーチャルなキャラクターを登場させます。
世界初のバーチャルYoutuber"キズナアイ"は2017年頃から活動を開始していますが、その人気は凄まじく、Youtubeのチャンネル登録者数が200万人を越す勢いとなっています。
本人が出演する必要がなく、性別や外見を乗り越えた表現ができることから「なりたい自分になれる」としてVTuberは現在8000人、総チャンネル登録者数1200万人、動画再生回数は7憶を超えると言われているようです。
また「Vtuber」は2018年のネット流行語では2位を獲得していて、今後もその人気が留まることはなさそうですね。
企業の導入事例
そんなVTuberですが、企業が導入する事例も増えてきているようです。
目薬に始まり、スキンケアや食などへの幅広い事業で知られるロート製薬はVTuberとして活躍している「根羽清ココロ(ねばせいこころ)」を社員として迎えいれました。
ロート製薬は副業を解禁していますから、Youtuberを副業とする根羽清ココロを同社公式のYoutuberとしてマーケティングや広報としての活動を推進しているそうです。
飲料メーカーのサントリーは、VTuber「燦鳥ノム(さんとりのむ)」を同社製品のレビューや、「歌ってみた動画」や「ゲーム実況」などの企画を通じた顧客とのコミュニケーションメディアとして活用しています。
同社はVTuberを「影響力を持つユーザーのメディア化」として捉えており、自社サイトやメルマガ、SNSなどで積極的に起用しているとのこと。
さらには石鹸・洗剤メーカーの花王が人気Vtuber「月ノ美兎(つきのみと)」と商品のコラボレーションを行ったり、中京広域を放送対象とする中京テレビはVtuberを公式アナウンサーとして活用しています。
副業でVtuber
さて、ネット界隈を賑わしているVTuberですが、副業として取り組んでいる方もいるようです。
実際に副業でVTuberとして活躍している方の中には、本人は男性であっても美少女のキャラクターになりきることにより一回のYoutube生配信で数百万円規模の収入を得ている人もいるそうです。
Youtubeの広告収入は動画1再生あたり0.1円前後ですから再生回数が多ければ収入は増えます。
目安としてはチャンネル登録者数10万人で月収10万円というのが相場になります。
また、キャラクター自体をイラストとして書き、2Dや3Dへモデリングすることで販売している方もいて、もちろん技術は必要になりますが、完全オリジナルの3Dモデルデータであれば一体数万円で販売することができるとのこと。
副業VTuberになるには?
Vtuberとして活躍するためにはまず、最低限バーチャルキャラクターを使用した動画制作環境を整える必要があります。
動画を編集するため、ある程度はハイスペックのパソコンと動画編集ソフト、さらにWebカメラやマイクなどの撮影機材も必要になります。
特にキャラクターをリアルタイムで動かすためにはVRの技術を使って自分のモーションをコンピューター上に反映させるためのヘッドマウントディスプレイが必須です。
また、キャラクター制作から始める場合はモデリングソフトやUnityのようなゲームエンジンが必要になってきます。
かなり専門的な知識と技術を要求されますが、実は最近ではそのハードルは劇的に下がりつつあります。
スマホのアプリでVtuber
「パぺ文字」や「ホロライブ」といったスマホのアプリは、スマホのカメラで自分を撮影することで、動作や表情までがリアルタイムでキャラクターに反映されます。
中にはボイスチェンジや背景の変更が可能で、アプリはいずれも無料となっています。
これほどブームが来ているわけですからその敷居はどんどん下がっているんですね。
何より面白さ
技術や機材が揃っていたとしても、Youtubeにおいて収益をあげるために一番大切なことは、動画の面白さでしょう。
すでに多くの競合がせめぎあっているレッドオーシャンなYoutubeにおいて、他の人と同じことをしても再生数を稼ぐことは出来ません。
また、企業が大きな予算を投下してよりクオリティの高い世界を作り上げていますから、他のVTuberをよく研究し、自分にしかできないオモシロイ企画を考える必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まるで、映画『アバター』の世界のようですが、企業までが参戦するVTuberの世界は新たなプロモーション手法としてもビジネス領域としてもかなり注目されている市場です。
eスポーツやVR、ARといった動画テクノロジーの最先端として最も親しみやすく豊富なコンテンツがあるVTuberに、あなたもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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