副業選びで絶対失敗したくない!あなたに教える副業選びのポイント
最終更新日:2022年11月9日
会社員の本業だけでは収入を大きく増やせないことで副業を検討しているところかもしれません。ですが、副業に取り組むとしても仕事選びから請求管理まで多くのことを調べなければならず思うように進んでいないのではないでしょうか。
中でも、どういった副業に取り組むのが良いかを決められないという声をアカデミー受講生から多く相談があります。
副業を選ぶには、自分が副業に何を求めているのかを明確にしておくのがおすすめです。その上で、自身の経験を活かせることから絞り込んでいくことで選びやすくなります。
他にも、まったくの未経験ではあるものの将来のために新たなことに挑戦したいというのもあるかもしれません。資産形成などは未経験から始めることがほとんどでしょう。
そこで今回は、「自分に合った副業を選ぶ」ことをテーマに「失敗しない副業の選び方」についてを解説します。
副業選びに迷って進まない状態を解消して、理想の生活を手に入れる参考にしてみてください。
具体的に選ばない方が良い副業は「おすすめしない副業とは?低リスク&スキルが活かせる副業も合わせて解説」で解説しているので、あとで目を通してみてください。
副業を正しく選ぶためのコツとは?
自分に合った副業を正しく選ぶためには、職種だけでなく案件の内容それぞれを決めることが大切です。それぞれを選ぶ上でのポイントを紹介していきます。
○副業の職種・案件を選ぶポイント
・スキル・経験を活かせる副業
・新たな人脈を得られる副業
・単純作業ではない副業
・本業に支障が出ない副業
・時間や場所が選べる副業
・実績作りやスキルアップに繋がる副業
・意欲的に取り組める副業
これらのポイントを参考にしながら、副業の候補を絞っていきましょう。では、候補を絞った副業の中から自分に適したものを選ぶために決めておくことを次で解説します。
自分に合った副業を選ぶために決めること
在宅でできる副業を探すにしても、多すぎてどれが良いか分からないといったこともあるはずです。副業を選ぶ場合は、時間、スキル、リスクをどれだけ費やすかを考える必要があります。
しかし、人によって費やせる時間や労力、リスクはさまざまです。以下に挙げる自分の状況を整理して、取り組む副業の候補を絞っていくことが選ぶ際のコツです。
・副業に費やせる時間を考える
・自分のスキルレベルを考える
・リスクの大きさを考える
・副業で得たい収入金額を考える
○副業に費やせる時間を考える
会社員として本業に多くの時間を費やす中では、副業に取り組める時間も限られています。副業を選ぶ上で、どのくらいの時間を費やせるのかを決めておくことは重要です。
本業があって日中は作業ができない
深夜か休日に取り組めるものを選ぶ必要があります。
まとまった時間が取れない
スキマ時間に少しづつ手軽に取り組めるようなものを選ぶ必要があります。
○自分のスキルレベルを考える
副業を選ぶ際には、自身のスキルを活かせるものの方が仕事を得られやすく単価も上げやすくなります。経験値がないような副業を新たに挑戦する場合には、実績作りを重視して選ぶなど条件によって適した副業が変わります。
専門分野に精通した経験・実績を持っている
専門分野に精通した経験や実績を持っている場合は、周囲よりも優位性を築けるため経験を活かした副業を選びましょう。
実務経験を問わず何らかの資格を持っている
資格を持っている場合は、一定の希少性が担保できるため実績としてアピールしやすそうな案件を選びましょう。
専門的な知識・経験がない
まずは実務経験を持った状態にして、実績としてポートフォリオなどを出せる状態にしましょう。リモートで完結する副業であれば、ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサイトを活用することで未経験でも見つかる場合があります。
○リスクの大きさを考える
リスクの大きさによって副業での収入も変わります。自分に合った副業を見つけるためには、以下のどちらを重視するのかを明確にしておくことで選びやすくなります。
・少なくても確実に収入をプラスにしたい
・リスクを負ってでも収入を多く稼ぎたい
例えば、企業から依頼を受けてデザインや執筆をしたり、自分のノウハウを提供してプロジェクトを推進するなどの労働収入は、原価や設備も必要としないためリスクが少なく堅実に収入をプラスにできます。
一方で、設備や仕組みを揃えて事業を運営したり、不動産の家賃収入を生み出すような資産収入は、大きく収入を得やすくなります。その反面、初期投資に数十万〜数百万円の金額が必要で失敗すれば損失となるリスクがあります。
○副業で得たい収入金額を考える
いくら自分に合った副業だとしても、目標金額を稼げるかどうかも判断するポイントです。職種によっては、そもそも達成できないのか、案件によっては達成できるのかの違いも考慮しましょう。
・副業で月5万円を稼ぎたい
・副業で月10万円を稼ぎたい
・副業で月50万円以上を稼ぎたい
副業で月5万円を稼ぎたい
未経験から始めた場合でも、作業量によって達成できます。自分が副業に費やせる時間で達成できるものから見つけましょう。
また、新たなスキルを身につけられる時間も確保できる状態で始められると、収入アップも検討していけるためおすすめです。
副業で月10万円を稼ぎたい
作業量の多さ、数ヶ月程度の実績などがあれば達成できます。自分が副業に費やせる時間だけでなく、実績もいくつか持っておくと良いでしょう。
一定数の仕事を得た後は、単価や稼働時間などの条件面が良いものを追加していきながら質も上げていくのがおすすめです。
副業で月50万円以上を稼ぎたい
卓越した知識・経験が前提となります。今までに作った実績や経験値を資料として整理しておくと良いでしょう。
クラウドソーシングでは達成が困難な場合がありますので、直接企業へ営業するかエージェントを活用して高単価の案件を見つけるのがおすすめです。
また、自身で事業や資産運用を行うなども並行することで継続的な収入源の確保と収入額の安定感が増します。
選んではいけない副業とは?
自分に合っている副業だとしても、選び方によっては非常にもったいないことになる場合があります。そのため、以下に挙げるポイントを考慮してより良い副業を見つけましょう。
・スキルが身につかない副業は単価が上がらない
・リスクが高すぎる副業は損失が出やすい
さっそく順に解説していきます。
○スキルが身につかない副業は単価が上がらない
スキルが身につかない「誰にでもできる」副業というのは、それだけ成り手が存在するということです。企業が探している以上に成り手がいるということは、価格競争になりやすい特徴があります。依頼する側からすれば「誰にお願いしても同じ結果」となるため価値を出しづらく単価も低くなりがちです。
収入アップを考えていたり、人脈や実績作りを考慮しないのであれば、専門性を上げていけるような次に繋がる副業を選びましょう。自身の経験を活かせて、希少性のある内容を選ぶことで報酬を上げやすくなります。自身の経験が活かせないかを検討してみてください。
ただし、完全に同じ業種・職種の場合は競業避止などに抵触する可能性があるため就業規則を確認するようにしましょう。
もし、時間の切り売りで副業を始める場合には「人脈に繋がるか」など、他の要素も考慮することが大切です。
○リスクが高すぎる副業は損失が出やすい
本業によって生活を維持できているからこそ、副業でリスクを取ってハイリターンを狙うのは良いかもしれん。ですが、リターンに見合わないリスクだけが高すぎる場合には注意が必要です。
例えば、十分な知識のないままFXで信用取引をしてしまったり、思いつきで多額の仕入れを行って物販を始めてしまうなどです。
大きく利益を出したい気持ちがあるかもしれませんが、いきなり勝負をかけるのは失敗リスクだけが高まります。入念な準備や必要な知識を身につけた上で、最小限の費用を掛けてリスクコントロールをするように気をつけましょう。
仕事(案件)はどうやって探すのか?
○クラウドソーシングサービスを利用する
実績がない場合には、クラウドソーシングサービスを利用するのがおすすめです。リモートで完結する場合が多いため、明確な納品物がある場合にはスムーズです。
しかし、社員のサポートなどを行うような仕事は、アピールできる経験がないと依頼する理由が弱くなるため仕事を獲得しづらい可能性が高くなります。何かしらの納品物・成果を条件に提示するなどの工夫をすることで依頼主のハードルを下げるのが良いでしょう。
○自分で営業する
自分で企業へ営業する場合は、経験や実績が豊富にある場合におすすめです。直接、企業へアポを取ってアピールをするため実績がなければアポすら困難です。
あらかじめ、自身の実績やどういったサービスを提供できるのかを資料にしておきましょう。営業をかける企業にとって、どういったメリットがあるかをロジカルにまとめておくのがポイントです。なぜなら、企業は複数人での決裁となり周囲が納得する理由が必要だからです。
特に、単価の割に質が高い、真似できないクオリティ、売上拡大に貢献できる、効率化による収益改善といった視点でシナリオを考えておくとアピールしやすくなります。
○知人・エージェントから紹介を得る
今までの勤務先などの繋がりから紹介を得たり、交流会などの参加が多い場合には、おすすめです。
また、良い関係を築けている取引先が既に存在する場合には、取引先からの紹介が得られることもあります。こういった意味でも、副業を始めたばかりの段階では報酬金額よりも実績作りを重視しましょう。
理想の副業を見つける具体的な手順
ここからは、自分に合った副業を見つけるための具体的な手順を解説します。やみくもに条件の良い副業を選んだり、ただ時間だけを消費する副業ではなく、収入や経験など自分にとってプラスとなるものを見つけていきましょう。
- 副業で得たいものを決める
- 自分自身の性質やスキルを改めて知る
- 絞り込んだ副業について調べる
1.副業で得たいものを決める
副業をして得られるのは、収入だけではありません。会社員としての本業では得られない経験や人脈もあります。副業で得られるものには、以下のようなものが挙げられます。
新たな収入源を確保したい
将来に繋がる経験値を増やしたい
本業や独立に繋がる人脈を作りたい
空いた時間を無駄にしたくない
自分が得たいものによって選ぶべき副業も変わるため、何を得ることを重視したいのかを明確にしておきましょう。
2.自分自身の性質やスキルを改めて知る
どんな人物なのかを改めて知る
取り組む副業を選ぶにあたって、自身がどういう人間なのかを知っておくことが大切です。
例えば、物静かで一人で黙々と作業をするのが得意な人と活発で積極的にコミュニケーションをとるのが得意な人では、得手不得手が大きく異なります。そのため、当然向いている、または成果を出しやすい副業も異なります。
まずは自分がどういったことが得意で、どういったことが苦手なのか、さらにどういったことが好きで、どういったことが嫌いなのかを知りましょう。
おすすめしたい方法は、それぞれの項目について思いつくことを、制限時間を決めて書き出してみることです。
まずは、得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなことについて思いつくことを書き出してみましょう。中でも、得意とすることに沿って副業を探していくと良い成果を生みやすくなります。
さらに、好きなことにも当てはまっていれば、積極的に取り組みやすくなるためチェックしてみましょう。
反対に、苦手なこと、嫌いなことに沿っている副業は避けた方が良いでしょう。それが単価の高い副業であったとしても本来のパフォーマンスを発揮できなかったり、長期的に見ると良い結果にならない可能性が高くなるためです。
3.絞り込んだ副業について調べる
自分自身について知ることが出来たら、次は副業にどんなものがあるのかを調べます。今はインターネットを使って簡単に情報を得られるため、副業について調べることは決して難しくありません。
ある程度まで候補を絞り込んだら、実際に仕事が獲得できそうかを調べるためにクラウドソーシングサイトなどで条件を調べてみましょう。条件が分かったら、その企業に提示できる情報や資料を準備しておきます。
業界経験がない場合には、書籍などで詳細の情報も理解しておくと取り組みやすくなるため検討してみましょう。
副業を見つけることは、決して難しいことではありません。ぜひ、最適な副業を見つけてみてください。
副業の選び方についてのまとめ
自分に合った副業を見つけるためのポイントについてお伝えしました。副業を選ぶためには、自分自身の経験やスキルを活かすことで価値を上げやすくするのがポイントです。
しかし、副業で得られるものは収入だけではないため自分が何を得たいのかを明確にすることも忘れずに意識しましょう。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」ということわざにもある通り、両方についてキチンと理解をしておくことが、成功への近道です。ぜひ、ご自身の副業選びに活かしてみてください。
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