コラム・お知らせ

2018.08.23
会社員の副業【経費】って計上できるの?
いざ副業に取り掛かるとしても、収入によっては税金が高くなってしまう。 できれば経費を計上し収入を抑えることができれば…。 なんて考える方は多いはずです。   会社員としてお給料を受け取っているなら給料に応じた所得税の控除があります。 しかし副業であれば、大きく稼いだ場合、所得に対し一定の税率をかけることにより算出されたものが所得税となるため、利益が多いほどおのずと税金は上がってしまいます。この時、経費を増やすことにより利益を減らし税金を安くすることが節税対策として有効なのです。 では、副業での経費はどういった基準で考えられるのでしょうか。   副業の経費 基本的に、パソコンやスマホでポイントサイトなどを使ったお小遣い稼ぎや、オークション、フリマアプリから収入は「雑所得」という所得になりますが、雑所得は所得税の控除がありません。 ですから雑所得、事業所得、不動産所得の大きく分けて三種類の所得は"経費"を計上することが認められています。 そして収入を得るために使った費用のほとんどは「経費」として差し引くことができるのです。例えば以下のようなものは全て経費申請することが可能です。 商品の仕入れにかかる費用(発送費、保管費用など) 賃貸管理費(固定資産税、不動産所得税、光熱費、管理手数料) 設備費用(パソコンやスマホ、電子機器、デスクや椅子) 通信費(インターネット料金や電話代) 広告費(商品/サービスの宣伝費用) 接待費(施設利用、飲食代) 交通費 サラリーマンであれば、勤め先の企業が経費として認め、70万円を超えなければ控除対象になりませんが、副業の場合はほとんどが経費にすることが出来ます。 ただし、医療費や生命保険など収入に関係のないものは経費にはできません。もし、経費としていいのか分からないものがあったとしても領収書や支払証明書などは保管しておくようにしておきましょう。   プライベートと兼用のもの 生活用でも仕事用でも、そのどちらにも関わっているものの場合は、仕事で使っている割合を計算する必要があります。 これを「家事案分」と呼び、"費用" × "仕事で使っている割合(事業割合)"で導きだすことが出来ます。 例えば、家賃や光熱費、通信費はその面積や時間、車であれば走行距離から算出します。 その計算が完璧なものでなく、自信がなかったとしても、後の調査によって「どうやって算出したか」を証明できれば是正してもらえるだけなので、計算方法を控えておけば問題はありません。   いざ確定申告 では実際の確定申告の際、帳簿や領収書などは提出するのでしょうか? 結論から言うと、提出する必要はありません。 白色申告であれば「確定申告書B」と「収支内訳書」、青色申告の場合には「確定申告書B」と「青色申告決算書」のみを提出することになります。 ただ、帳簿や決算関係の書類は7年間、領収書や受注書類は5年間保存しておく義務があります。後に税務調査によって提出を求められることもあるので、基本的には捨てずに保存しておいた方がよいでしょう。   まとめ いかがでしたでしょうか。 副業を行うと収入が大きくなりますが、経費を差し引くことで課税金額を抑えることが出来ます。 上手に活用して今後の運用に役立ててほしいと思います。    
2018.08.20
急拡大!【副業マーケット】に溺れてしまわないために
優秀な人材は、いつまでも自分に見合わない待遇に満足することはなく、さらなるスキルアップとハイグレードなステージに向かって自らの仕事のスタイルを変化させています。特に大企業のような管理の強い職場では本領を持て余してしまう社員もいることでしょう。 経済は低迷から抜けられず、右肩上がりで昇給させることもできなくなった企業は終身雇用さえ担保することは不可能になってきています。 そんな中少しづつ無し崩し的な形で「申請さえすれば副業OK」と謳う会社が増えてきたようです。 給料を上げるよりも「副業解禁」に舵を切る方がコストをかけず人材を繋ぎとめておくことが出来ると企業は考えているのでしょうか。   副業という市場 大学を卒業し、何の疑いもせず大企業に就職したものの狭い世界で競争し、大した人脈も作れずに頭打ちになってしまった給料を見て、ようやく自分の将来に影がかかっていることに気付きだした社員が増えてきました。 そうした人材にベンチャーや中小企業の深刻化した人手不足が高待遇で手をこまねいているようでも、そのニーズに気付けず、転職マーケットの海に溺れてしまい、両者が埋もれていく中で、副業という新しいマーケットが急速に拡大しつつあるのをご存知でしょうか。 投資や資産形成、マネープランや或いは人材のシェア、シェアリングエコノミーと姿形を変え、そのマーケットに両者を結ぶ懸け橋となるべく各企業は大海へと乗り出そうとしています。 ネットに溢れる情報の中には、「兼業」や「パラレルワーク」、もちろん「副業」を急かすような風潮が見受けられますが、それでも今の日本の避けようのない未来には暗い話題が多いのも確かなのです。   「埋没労働力」と「副業難民」 早い段階で自らのスキルを最大限生かすためのフィールドを見つけることができた人材は、すでにフリーランスや起業という形で新しい働き方を見出しています。ただし技術はあっても提供先にリーチできない人材は「埋没労働力」などと呼ばれ、その貴重な人材を持て余している現状があるようです。 クラウドソーシングやシェアリングエコノミーはそうした技能をポータル化し、ハブとしてあらゆる企業のスポット的な需要にマッチさせられていますが、それでは満足できない大企業出身のビジネスパーソンが、いざ「副業解禁」で解き放たれた際、「副業難民」として宙ぶらりんな状態になってしまうことも心得て おかなくてはなりません。   起業の思考を持つ 「副業難民」として、手軽に始められる副業を手当たり次第に始め、時間と労力だけがすり減ってしまうようでは、本業にも影響が及び、共倒れの可能性も無視できません。 大事なのは"仕事を作る"ことを意識的に行い、自らの営業活動を会社に置き換えて行動してみることではないでしょうか。   コンサルタントになってみる 本業以外の自分の名刺を作り、企業の課題や問題を解決するために提供できるものは何かと考えてみることです。 名刺を渡し、コンサルとして活動していることを伝え、企業の悩みをヒヤリングすることから始めてみましょう。この時に自分のスキルやコア、価値を改めて客観的に見ることができ、不足が見えてくるはずです。   価値を値段に変える 仕事を受注する際の自分の価値はどれくらいか、費用対効果を明らかにし、キャッシュフローを計算してみましょう。 例え副業であったとしても、発注する側からすればあなたはプロフェッショナルでなければいけません。あなたに投資することで得られるリターン(投資利益率)はどれほどでしょうか。 数字を明確化することによりあなたというブランドが見えてくるはずです。   合理化する 上記を繰り返していくうちに、自らの資産やコスト、能力から時間までが如何に貴重であるかがはっきりとわかってくるでしょう。 あとはそれらをブラッシュアップしよりスマートにし、さらに磨きをかけていくことは立派な企業活動になります。その中で新たなアイデアや問題が浮き彫りになり、本業への影響も相乗効果として高まっていくかもしれません。 特に、兼業することで心身のキャパシティーや時間的制約をより強く意識するようになりますから、ビジネスマンとしても何倍も成長することが可能になります。   税務対策 事業の体力(資金)を管理することは継続的なビジネスにおいてとても重要です。 節税のための知識や学びから得られるものは多く、自分という会社を強く意識することにも繋がるでしょう。売上が大きくなるようであれば、税務署へ赴き事業者登録を行い、確定申告では青色申告書を提出してみるのです。 そのためには帳簿を付け、自らの事業の資金管理に目を向ける必要があります。   より多様化する働き方 個人の力が企業を上回るようになったのはインターネットやSNSの発展により、組織のしがらみで限られてしまう情報発信の速度を個人が飛躍的に超越してしまったことが挙げられるでしょう。 大きな資本の力を借りなくても、自らをブランディングしプロモーションする方法は無数に広がっており、こうした活動に慣れている人ほど上手に仕事を作っていくのです。 デジタル上のデータのやり取りであったとしても対価を払おうとするのは人であり、サービスを享受するのも人であるのです。 働き方がそうであるように、さらに今度多様化していくユーザーのニーズや課題を理解し、より効率的なベネフィットを提供することがこれからのビジネスを発展させていくことに欠かせないスキルとなるでしょう。    
2018.08.19
本格的に副業したい方向けの【クラウド会計ソフト】オススメ2選
「副業をこれから本格的にはじめよう」または「副業をやっていきたけど年間20万円以上の収入になりそうだ」という方は、確定申告の必要がありますから、帳簿付けをしなければいけません。 しかしながら、確定申告は面倒くさいし帳簿付けも時間がかかるから、なるべくなら楽をしたいのが正直なところではないでしょうか。 今回は副業の帳簿付けにおすすめのクラウド会計ソフトを紹介していきます。   クラウド会計ソフト 面倒な帳簿付けの際、クラウド会計ソフトを使えば、その作業は飛躍的にスピードアップします。   自動連携がある クラウド会計ソフトの場合は銀行口座、クレジットカードなどの金融機関の口座と同期することができます。 クラウドソーシングサービスとも連携できますので、記帳の必要性がなく、会計処理の時間が大幅に減少します。   クラウドなのでどこからでもアクセス可能 クラウドサービスですので、インターネット環境さえあれば、どこからでもアクセスが可能です。 またネットワーク上にデータがありますので、データが紛失する可能性もほとんどありません。   コストが安い! 会計事務所への委託をするよりもコストが安いです。 会計事務所への委託の場合は年間少なくとも5万円以上のコストがかかってきますが、クラウド会計ソフトの場合は年間1万円程度あれば十分のサービスを受けることができます。   クラウド会計ソフトには会計事務所やエクセル、パッケージソフトにはないメリットがあり、副業で帳簿付けするならもっともおすすめできるサービスです。 その中でも評判が良く、おすすめなのが「freee」と「MFクラウド会計」です。 具体的にこの2つの特徴についてご紹介していきます。             簿記の知識に自信がない方はfreeeをおすすめ 簿記の知識に自身のない方は専門用語があまり出てこないfreeeをおすすめします。 簿記にとって必ず出てくる用語の「借方」「貸方」という言葉がほとんど出てこず、初心者にとって分かりやすい作りになっています。 逆に、経理担当者などの簿記の知識がある方はやや違和感があるかもしれません。 アプリからでも簡単に会計処理ができますので、手軽さでは群を抜いています。 金額はプランによって異なりますが、月額980円(税抜)、年額9,800円(税抜)のスタータープランが最もおすすめです。 これ以上のプランの場合は本格的に事業を開始したときに検討したほうが良いでしょう。   一定の簿記の知識がある方はMFクラウド会計がおすすめ 簿記3級程度の知識がある方や経理担当経験者などの簿記の知識がある方はMFクラウド会計がおすすめです。 自動登録のみならず、一括登録のサービスがあるので、素早く帳簿付けできる クラウドソーシングやアフィリエイトなどの多くのwebサービスとも同期ができる。 などの特徴があります。   処理画面も従来の会計ソフトと近い出来になっていますので、違和感なく利用できことでしょう。 月に15件以下の仕分けで済む場合はフリープランでも十分対応可能です。 それ以上の仕分けになる場合は月額800円(税抜)、年額8,800円(税抜)のベーシックプランがおすすめです。   まとめ 副業は本格的な稼ぎになってくると帳簿付けが必要となってきます。 クラウド会計ソフトを利用することによって、帳簿付けも簡単にできます。 「freee」と「MFクラウド会計」いずれも無料でお試しできますので、ご自身に適した会計ソフトを選んでみてください。      
2018.08.17
副業するのに【開業届】は出す必要がある?
副業するのに「開業届」は出す必要がある? 副業をしている方は開業届を出そうかどうか迷った経験はありませんか? 副業とは別に給与所得があるから、出す必要はないのではないか?と思う方や、本業以外に事業をしているから出す必要はあるだろうと思う方もいらっしゃるかもしれません。 今回は開業届をだす基準とメリットについてご紹介していきます。   事業規模になってきたら開業届を出したほうが良い 副業の売上が増えてきて、事業規模になってきたら開業届を出したほうがメリットは大きくなります。その理由は"青色申告"による節税メリットが大きいからです。 青色申告には下記のようなメリットがあります。 最大65万円(または10万円)の税額控除がある 家族に対して給与を経費で支払うことが出来る 赤字を出したら3年間繰り越すことができ、翌年以降の利益と相殺できる。 青色申告は複式簿記での記帳や、青色申告書の提出など事務処理に手間がかかることもありますが、それでも税制によるメリットは大きいですので、副業で一定の収益が上がってきた方は開業届を提出することをおすすめします。   開業届を出していなくても実は確定申告はできる 実は開業届を出していなくても確定申告はできます。事業を始めたら開業届を出すのは義務ではありますが、実は開業届を出さなくても罰則はありません。 まだしっかりと収益をあげられるかどうかわからないという方は開業届を出さずに、"雑所得"として申告しても良いでしょう。 また逆に、収益が増えてきて税金が多くなってきた場合は開業届を出して、青色申告したほうが税額控除されるメリットが大きいです。   開業したからと言って、すべて事業所得に認められるわけではない。 ただし注意してほしいのが、開業届を出したからといってすべてが事業所得として認められるわけではありません むしろ小さい規模の所得であれば雑所得としてみられるケースが多いようです。 雑所得と事業所得には下記のような基準があります。 ・雑所得              一時的な所得 ・事業所得          継続的な所得   具体的にどのくらい所得があれば事業所得になるの?と思われる方も多いかと思いますが、この区別は税務署の担当者によって異なりまので、明確な基準はありません。 中には本業のサラリーマンの所得を超えている場合であっても事業所得として認められないケースもあるようです。 副業を事業所得で申告する場合は下記のポイントを満たしているか確認しましょう。 長期間継続しているか 事業規模に値する労力をかけているか 事業規模の所得となっているか 事業規模と判断されるには様々なポイントがあり、総合的に判断されるとされていますが、重要なのは上記の3点でしょう。 この3点に当てはまる方は開業届で事業所得として申告してみることをおすすめします。 それ以外の方は事業所得として認められない可能性が高いので、開業届を出す必要性は低いかもしれません。     まとめ 今回は副業の場合の開業届についてご説明してきました。 ポイントをまとめますと 開業届を出さなくても確定申告はできる 事業規模になったら開業届を出したほうが良い 開業届を出しても雑所得になる可能性がある   今後副業を拡大していく方や将来独立を考えている方は開業届を出したほうが良いかと思いますが、お小遣い程度で副業をやっている方は開業届をださないで雑所得として確定申告をした方が良いでしょう。    
2018.08.16
「契約社員」は副業をしても問題ないの?
「契約社員」や「派遣社員」をされている方の中には様々な個人的な理由があるかと思います。 ライフスタイルによっては契約社員が向いている場合もありますし、正社員よりも義務感は重くないでしょう。 ただ、将来の不安から、もう少し収入を上げたいから、と副業を検討している方もいることと思います。 では「契約社員」や「派遣社員」は副業をしても良いでしょうか?   副業に関する法律 憲法上では22条第1項にて「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転および職業選択の自由を有する」と「公共の福祉に反しない限り」という条件つきで「職業選択の自由」を認めています。 また2018年1月には、厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を公表しており、これまでの「モデル就業規則」から「副業禁止」の規定が削除されることになりました。 つまり法律的に「副業」をすることは問題ありません。 では企業が副業を禁止することは憲法違反ではないかと思うかもしれませんが、そうではありません。憲法は国家と国民との関係を規定する規範ですから、会社と社員の関係にまで範囲が及ぶことはないのです。ですから、企業は「就業規則」や「社内規定」として、社員との取り決めを設けています。 とはいえ、会社が規定で社員を規制できる範囲は就業時間内に限られていますから、基本的には就業時間以外で何をしようと問題はありません。 ただし、会社の秩序や評判、業務に支障が出るような行動は禁止することが可能ですから、副業禁止の正当性が認められてしまえば「懲戒解雇」もあり得ます。   企業が副業を禁止する理由として主に以下になります。 副業への疲労によって本業に支障をきたし、会社にとって不利益が発生する可能性 競合企業で仕事をすることで、情報漏洩やセキュリティへのリスクが上がる 副業先によって会社の評判や信頼に影響がある 逆を言えば、上記に抵触しない範囲で副業をしていた場合「副業禁止」を破っていたことで訴えられたとしても、法律的には有利に働くことでしょう。   就業規則/社内規定 政府主導の「働き方改革」により少しづつ大企業においても「副業解禁」する動きが見られるようになってきました。 とはいえ、まだまだ「副業」には懐疑的な面が多いのも事実。 もし「契約社員/派遣社員」の方が副業をしたいと思ったら、まずは勤め先企業の「就業規則」を確認することになりますが、この時その会社が「契約社員」に対する「契約社員就業規則」を定めているのか、もしくは「正社員」と同じ規則が適用されるのかを確認するようにしましょう。 「就業規則」は全ての雇用者にいつでも閲覧可能な状態にしておかなければいけないと法律的に義務化されているものですから、基本的にはすぐに確認できるはずです。 または、入社時に締結した「労働契約書」においても副業禁止の規定があるかを確認することが出来ます。 もし見当たらず、すでに副業を始めていたとしても、前述した通り会社側に運営上の不利益をもたらしていなければ、例えバレても解雇などを施行することはできません。 ただし、法律的にはそうでも、会社が定める規定を守っていないのであれば、懲戒解雇や契約打ち切りになる可能性は十分に考えられますから、なるべくは一度会社側に相談してみるのがいいでしょう。   バレるのか? 誤って口を全てらせてしまったり、誰かに副業をしているところを偶然見られてしまってバレるということはありますが、企業側が副業を疑うケースは契約社員として働いている会社で「年末調整」を行い「住民税」がその会社での収入を超えてしまった時になります。 それを防ぐためにも、確定申告をすることで住民税と収入の棲み分けをするようにしておくことでバレる可能性は低くなります。   確定申告をしましょう 本業以外での1年の給与所得が20万円を超えた場合は「確定申告」をしなければいけません。 バレないだろうと思っても、銀行口座や送金履歴を調べることで簡単にバレてしまいます。 すでに副業をしていてバレていないと思っていても、金額が少ないために処理が後回しになっているだけで後々で必ず通知が来ることでしょう。 ↓確定申告について詳しく知りたい方はコチラ <【保存版】副業するなら確定申告!超カンタン解説>   まとめ いかがでしたでしょうか。 正社員と比べて不安定な契約社員や派遣社員ですが、逆にしがらみが少なく比較的自由が利く働き方ですから、副業をして収入をアップさせたいと思う方は多いでしょう。 最近では特別なスキルがなくても誰でも簡単に始められるような副業が増えてきています。 また社会全体がそうした方向へ向いているのも事実。 ぜひ自分に合う副業のスタイルを見つけて頑張ってみて欲しいと思います。    
2018.08.14
【老後の不安】60代シニアからの副業を考える
長い間賢明に本業に勤しみ、定年ゴールも見えてきた。 しかしリタイア後の生活を思うとそれほど余裕のある貯蓄もなく、悠々自適とはいかないだろう、 生活レベルは落としたくないが、体力もついてこないだろうし突然の病気は怖い。 とはいえ平均寿命は年々伸びており、思ったより長い時間をリスクなく少しでも自由な生活を送るために、60歳からの副業を考えてみませんか?   老後 定年退職後に余裕ある生活を送るために必要な貯蓄は3000万と言われていますが、この計算は夫婦2人で65歳から25年、90歳まで毎月35万使うこと前提としています。 もちろんもっと切り詰めて、アルバイトなどをするのであればここまで貯金する必要はありません。ただ、病気やケガなどイレギュラーが発生するリスクを鑑みると当然蓄えは多いに越したことはないでしょう。また、医療技術の発展により90歳以上の人生を過ごすことは十分に考えられるのです。 とはいえ副業と言っても何から取り掛かればよいか解らない。資産形成という言葉には興味があるけど、不用意に投資を始めて今ある大事な資産が減るリスクも怖い。 そんな不安を解消するために、現状の把握と今後の見通しを立てた上でどういった選択肢があるのか。一緒に考えてみましょう。   まずは現状の把握から リタイア後の生活と収入についてまずは現状を明らかにしてみましょう。 基本的な収入としては ・退職金 ・公的年金 厚生年金:月額14.7万円 国民年金:月額5.5万円 ・個人年金 定年リタイア後に受け取れる収入はほぼ上記3つが該当します。 ※年金は男性で「昭和36年4月2日以降生まれ」女性は「昭和41年4月2日以降生まれ」の方は65歳まで受け取ることが出来ません。   次に、老後にかかる生活費の「最低日常生活費」は夫婦2人で、平均22万と言われています。 ここで、"65歳から90歳までの25年間"を毎月22万円で生活した場合、 22万 × 12ヵ月 × 25年 = 6,600万円 となります。   ご自身の毎月の収入予測と比較してみていかがでしょうか。 尚、上記の年金支給額は現在までの制度における計算ですから、今後はさらに少なくなっている可能性があります。 第二の人生と呼ばれる「老後」ですが、数世代前のような手厚い退職金や年金を当てにできる時代ではありません。   再雇用制度 現在日本は法律により原則65歳までの雇用が義務付けられていますが、定年後の社員の希望により「勤務延長制度」と「再雇用制度」が設けられています。これは平成25年4月に改正された「高年齢者雇用安定法」において定められました。 「勤務延長制度」は定年に達したあとも退職させることなく、継続して雇用することができる制度です。「再雇用制度」は定年後に一度退職した後に、新たに雇用契約を結ぶことのできる制度になります。 定年後に別の勤務先を探すより、今勤めている会社が良ければ今のうちに担当者に詳細を確認しておくようにしましょう。 子会社や関連会社などのグループ会社への雇用や、雇用形態をパートタイムにしてもらうことも可能ですが、賃金は下がってしまうケースもありますからトラブルになってしまう場合が多いのです。   副業 こうした危機感を持っている方は、すでに副業を始めとした資産形成を始めていることでしょう。精神的、体力的な将来の不安がありますから、無理せずに安定的な収入を見込めるようなものが人気です。   タクシードライバー 意外と人気なのが副業としての「タクシードライバー」。タクシードライバーはほとんどが完全歩合制でノルマもありません。基本的にはタクシー会社と売上を折半する形が多く、1日10時間程度のんびりと車の中で過ごしながらで平均的に4万円程度稼げるので、手取りは2万円程になります。 人間関係の摩擦もなく、時間も自由に使えるためストレスもありません。営業のための「普通二種免許」もタクシー会社に入社後に取らせてもらえることが多く、誰にでもすぐに始められることが魅力です。   物販販売 若年層に比べ、今のシニア層はモノを持つ時代を生きてきましたから、不要になってしまったアクセサリやステーショナリー雑貨、スポーツ用品、カメラや小物家電などを販売することができるでしょう。 インターネットを使えば、そうした需要に素早くアクセスできますし、空き時間で誰でも簡単に取り組みことが可能です。 もしくは値落ちしてしまった商品を探して高く転売したり、自分で制作した工芸品や芸術作品を公開し、ファンを獲得する方法も可能でしょう。 パソコンやスマートフォン、インターネットに慣れていない人も定年後に増える"時間"を考えれば、新しいことにチャレンジすることは日々を有意義なものにしてくれるはずです。また、シニア向けのパソコンスクールやセミナーなども最近では増えてきておりますから、本職以外での人脈形成にも役立つことでしょう。   シェアリングエコノミー 今となっては持て余してしまっている土地や車、部屋などがあればインターネットを使ってそれを必要としている人に貸し出すことが出来ます。 こうしたシェアするサービスをシェリングエコノミーと呼び、遊休資産を有効活用して新たな経済圏が拡大しているのが現在の潮流です。 中には、スキルやノウハウを人に教えることで収入を得ることが出来ますし、そうしたニーズを仲介する場はインターネット上に溢れています。   植栽・飼育 盆栽や花、コケなどの植物を育て、販売する副業もあります。 芸術的価値が付くような美しいものであれば、高額で取引されたり品評会や教室なども各地で開催されていますから、興味があれば、覗いてみることをオススメします。 せわしない日常から離れ、生き物が成長する静かな時間に触れることは心と体を癒してくれることでしょう。 中には昆虫類や魚類などを売買するような市場や、ペットシッターとして飼い主が旅行中のペットを預かったりするような仕事もあります。   投資 長いこと企業の経済活動に携わってきた経験を活かして資産運用を始めてみるのはいかがでしょうか。 株式などの金融商品から不動産に至るまで、初期費用は必要ですが、しっかりと勉強した上で臨めば体力的な消費を伴わずに安定した利益を得ることが出来るでしょう。 できる限りリスクを減らすために自発的に学び、書籍やセミナーへの参加は怠ってはいけません。せっかくの貯蓄を減らしてしまっては元も子もないですから、 慎重に取り組むようにしてください。 しかし、今は銀行に預けているだけでお金が減っていくとも言われている時代ですから、資産は眠らせず、動いてもらうことによって増やすことを目指しましょう。   最後に いかがでしたでしょうか。 出生率が下がり、世代別に見た人口は逆ピラミッド型になりつつある日本は超高齢社会に突入します。 若い働き手が不足し、人手不足はシニア層にまで波及してくるでしょう。体力はもちろん大切ですが、長いこと汗水垂らして賢明に働いてきたからこそ、定年後はリタイヤして、より自由な時間を楽しめるよう今のうちから計画しておくといいかもしれません。    
2018.08.12
個人の【時間を売る!】新しいスタイルの副業に挑戦してみませんか?
人間関係に悩みたくない。シフトで管理されることが煩わしい。 でも、得意なことや好きなことで収入を得られたら楽しいですよね。 そんな需要に応えるように、空いた時間を使って自らのスキルを"売る"新しい副業が盛り上がりを見せています。   個人の時間 インターネットやSNSは目覚しい進化を遂げ、個人の力はより強くなってきました。 発信力とコンテンツさえあればあらゆる手法により、それを世界中に届けることができます。と同時に、世界中の企業はその個人の時間を自分のサービスのために奪い合いを始め、限られた時間という資産は今や大きな経済となっています。 シェアリングエコノミーとは、遊休資産である時間や空間、モノや行動形態をパッケージし、売りたい人と買いたい人との仲介としてUberやAirbnbを始めとした一大産業になりつつあります。そうしたプラットフォームを使って自分のスキルや趣味を、必要とする誰かのために"売る"ことが可能になりました。 もしあなたが誰かのために自分の時間を売りたいと考えるなら、思い切ってレンタルされてみてはいかがでしょうか。   人のレンタル デジタル社会の弊害なのか、もし人間同士の繋がりが希薄なものになっているとしたら、こうしたサービスの需要は今後益々大きくなっていくでしょう。   おっさんレンタル あなたに"おっさん"としての自覚があるなら、『おっさんレンタル』はいかがでしょうか。 恋愛相談から人生相談、カラオケやライブに同行してあげたり、人生経験豊富で落ち着きがあるおっさんを求める声は年々増加傾向にあるそうです。 すでに1000件以上のレンタルを経験したベテランのおっさんもいるようで、その包容力や優しさにニーズが集まり、リピーターになるお客さんもいるんだとか。   ファミリーロマンス ファミリーロマンスは、結婚式の代理出席や、友達、恋人、家族代行まで様々なレンタルサービスを行っています。 中には、「リア充アピール代行」や「お叱り代行」などのちょっと風変わりな内容や、マラソン、荷造り、片付け、謝罪、サクラに至るまで実に豊富なシチュエーションが用意されています。 コミュニケーション能力や演技力に自信のある方はぜひ登録してみてはいかがでしょうか。   タイムチケット タイムチケットは、自分の時間を30分単位で売ることのできるサービスです。すでに会員数は10万人を突破しており、もし自分が売りたいスキルやノウハウがあれば、それを求めている人はたくさんいるでしょう。 ビジネススキルやスタートアップのお手伝いなど、専門性のある領域が多い印象でした。   タイムバンク タイムチケットと比べタイムバンクは著名人が多く、少し敷居の高いサービスとなっています。 登録には審査に合格する必要があるのですが、主にSNSでの影響力の強さが「偏差値」として個人の時間の価値に換算され、審査通過後に「取引所」に上場することにより"時間"は株式のように売買が可能となります。 上場した時間は10秒単位でトレードされ、投機の対象となることもあるようです。 タレントやアスリート、経営者や専門家が多く、セミナーや講演会へ登壇してもらうために活用しているケースが多いかもしれません。   エニタイムズ エニタイムズは生活関連の代行に特化したサービスで、「自分の得意」を必要としている人に気軽に売り出すことができます。 料理や掃除といった家事全般や、引っ越し、修理・組み立て、習い事や美容に関するレッスンに至るまで、あなたの特技を誰かにシェアすることで余った時間を収入に変えましょう。 ちょっとニッチな特技だったとしても、エニタイムズならそれを習いたい人が見つかるかもしれません。   まとめ いかがでしたでしょうか。 プロフェッショナルではなかったとしても、自分の好きなことや特技が直接収入に繋がる大きなチャンスが広がっています。 本業以外の余った時間を、それを必要とする誰かのためにシェアすることはとても素敵なことです。 また、そうしてアウトプットすることは新しい発見や次のスキルアップに繋がることでしょう。 せっかくなら楽しく、誰かに感謝してもらえるような副業ができるといいですね!      
2018.08.11
【副業】は女性のほうが向いてる5つの理由とは?
「本業はあるけど、会社は男社会で女性は給料が上がりにくい。能力では負けてないはずなのに…。」 と悔しい思いをしていませんか?   または将来について、 「旦那の給料だけじゃ貯金も増えないし、この先、子供にもお金がかかるはず。」 「結婚はまだする気はないけど、今のままじゃ将来が不安。」そういった方もいらっしゃるのではないでしょうか。   女性の社会進出 近年騒がれている「女性の社会進出」ですが、まだまだ現代社会には男女の雇用格差が解消されず、特に日本においては国連が発表する先進国29ヵ国中"女性の経済への参加率"は28位と世界レベルにおいて大きく遅れをとっています。 1985年「男女雇用機会均等法」が成立し、女性の権利が主張できるようになってから30年近く経ちますが、男女が平等ではあるとはまだ言えないのではないでしょうか。 企業側においても女性の結婚や出産を懸念し、重要なポストを任せなかったり、長期雇用へ消極的な姿勢が伺えます。 「出産したら退職しなければいけない」 「休職してしまったら復帰は難しい」 こういったイメージを女性に植え付けてしまっていることはお互いにデメリットでしかないでしょう。 とはいえ、深刻な人手不足は女性の手を必要不可欠なものとしているのです。あるレポートによると男女の雇用差が解決すれば日本の労働力は820万人増加し、GDPも15%ほど押し上げられるのではないかと言われています。 そして少しづつではありますが、政府が主導となる「働き方改革」にて、女性のキャリアを後押しし支援するような制度が議論されるようになってきました。 副業においても、厚生労働省が「副業原則禁止」の項目を削除し、より多様な働き方ができるような仕組みが出来上がってきています。 しかも、実は「副業」には女性の方が向いている理由がたくさんあるんです。   コツコツが得意 女性は男性に比べ、物事をコツコツと取り組み、積み重ねながら目標に向かって進んでいくことが得意です。 子供を産み、育てることが本能的に備わっている女性ならではのスキルですが、男性が短期的な"結果"を求めたがるのと対照的に、時間をかけて計画し、学び、継続していくことができるでしょう。副業は、最初の土台作りや、持続的な細かい作業を繰り返すことによって収益が少しづつ上がっていきます。日々家事をするような、細かい作業が大きな成功へと繋がっていくのです。 例えばインターネットを使ったアフィリエイトは、自分のブログに毎日記事を書き、アクセスを集める必要があります。投資であれば、じっくりと投資先の値動きに注目しますが、決して熱くなってギャンブルのような行き当たりばったりのトレードをしてはいけません。男性のようについカッとなってしまうようでは上手くいかないでしょう。   メンタルが強い 男性はミスや損失を出してしまった時に、女性に比べ立ち直るまでの時間が長いと言われています。ズルズルと自らの過失を引きずってしまいネガティブな感情から抜け出すことが苦手です。 女性は涙を流したり誰かに愚痴を吐き出すことで、短期的に感情を吐き出し、気持ちを切り替えることに慣れています。 副業を1人で実践する場合は、誰かが助けてくれたり、管理をしてくれることはありませんから、セルフコントロール、セルフマネージメントが非常に重要になってきます。顧客がいるなら、もちろん対応はすべて自分で行わなければいけませんし、売上が悪い場合にもその責任は自分にあります。 いつまでもクヨクヨしていては時間だけを闇雲に消費してしまい、成果が出るまでに時間を要してしまうでしょう。   仕事が丁寧 何事も細部まで丁寧にこだわる事が出来る人には仕事が集まります。 副業だからこそ、せっかくやるのなら好きなことで稼ぎたいはずです。趣味の延長だったとしても、結局は人対人の上に成り立っていますから、感謝されるような気配りのある仕事であれば収入も大きくなっていくことでしょう。 ハンドメイドアクセサリーなどの趣味のモノづくりを副業にするにしても、繊細な作業とクオリティを担保し続ける丁寧さが要求されます。   コミュニケーション能力が高い 前述したように、例えインターネット上の取引であったとしても報酬を頂く相手は人間です。業務的な不愛想な対応より、心がこもったコミュニケーションがとれる人は有利です。また、そうしたコミュニケーションを継続していれば、人脈も広がりますし、思いがけないところから大きな仕事に発展したりすることもあるはずです。 女性の共感する力 商品を売るには、買う側の気持ちに共感できなければ売上を伸ばすことは難しいでしょう。アパレルや営業の経験がある方ならお解りかと思いますが、顧客のニーズを汲み取り、共感してあげることはサービス向上の第一歩です。 特に近年増えている女性の起業やスタートアップは、女性自身が抱えている問題や課題解決にフォーカスしたサービスが多く、これまで男性中心の企業にはない魅力に溢れています。 副業の枠に留まらず、女性のライフスタイルに合わせた市場はまだまだ開拓の余地がありますから、そのまま独立することも夢の話ではないのかもしれません。   まとめ いかがでしたでしょうか。 働くことに関して、まだまだ男性優位の社会かもしれませんが、女性であることの特性を活かして、より自由で余裕のある生活を手に入れてみませんか? すぐにでも始められる副業に関するサービスはたくさんあります。インターネットがあればそうした情報や機会に触れることは容易です。 とにかくまずは動きだすことから初めてみましょう。  
2018.08.11
大好評!【株式投資シルバー講座】第1回合宿の様子
こんにちは!副業アカデミー運営事務局でございます。   大好評だった第1回株式シルバー合宿の様子をお伝えしたいと思います。 内容はコチラ <場所>:千葉 <期間>:一泊二日 <研修内容> 【研修①】 ・alphachartの準備、設定 20銘柄分を登録する ・Market Trainingのやり方 【研修②】 初級テクニックのおさらい ・Alhachartからテクニックが該当する部分を探す 【研修③】 ・Market Training大会 ・トレード結果の解説 その他、交流会や質問タイム、懇親会などがあります   合宿の様子 今回は初心者の方も多いため、まずはトレードの練習で使用するためのツールのダウンロード方法や設定、使い方に関するレクチャーがあります。 その後、普段学んでいることをおさらいしながら理解を深めていきます。 研修の様子です。皆さん持参したPCで真剣にトレーニングされていました。 講師の「けいくん」とお手伝いで来ていただいた先輩方が優しくレクチャーしてくれるので、難しい内容でも置いて行かれることはありません。   実践的な内容のため、トレードのスキルは格段に向上します。プロの疑似トレードを皆でじっくり見ながら考察を行い、日頃の勉強を復習、整理し新しい気付きや反省の中で、売買ポイント、上昇下落のトレンドの理解を深めました。 「買い」か「売り」か、「何もしないか」。チャートを見ながらの議論はつい白熱してしまいますね。   参加者同士で議論したりと熱い合宿となりました。普段なかなか会うことのない受講生同士は、仲間でありライバルでもあります。 ただ見聞きするだけでなく、自らがアウトプットすることによりさらに能力をアップすることが出来ました。   懇親会では「けいくん」と直接お話ができますから、情報交換や普段聞けない疑問質問も相談することが出来ますし、最後は合宿の成果を確認するために皆でトレード大会を実施、その結果を見ながら「けいくん」が解説してくれるため、今後の課題や問題点が明らかになります。   皆さんで記念撮影。 一泊二日を受講生同士で共にすることで仲間が増え、モチベーションを向上することができたと、皆さん仰っていました。   よく「けいくん」が講義内で「わかるとできるは違う」と仰っていますが、解らないを解るに変え、さらに出来るようにすることが実現した合宿でした!            
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